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その顔色はどうされましたか

        その顔色はどうされましたか

 新年早々、知り合いの方が新しい人を連れてこられました。新患でもあるし<波動診断>で診ていくと「土性の気を上げていかないと、押しつぶされることになりますよ」ということになりました。
 本人的には別に話をしていないのに、何でという感じでしたが、その言葉を聞いたことで肩の力が抜けたのかほっとした感じが見られました。それではとベットに上がっていただき、伏せた状態で体の状態を診ていくと冷たくなっていました。よく今までここまで頑張りましたねという感じでした。

 いつものごとく<皇希水・リペアクリーム>を、第二の心臓と言われるふくらはぎに押し入れたら「何をされたのですか、あれほど痛かった肩が楽になりました。こんなことってあるのですか」「ありましたね、後はお任せでゆっくりしてください」と言って通常の施術に移りました。

 置鍼をするために腹部を診たら、やはりという感じの土性の脾臓の脇腹が疲れ果てた感じで、その流れで左半身足の先までの気のつまりが診られました。左右の脇腹にラフマ敷き布を当てて、より多くの遠赤の温もりを入れる工夫をしました。

 仕上げの段階で頭部のもやもや感を解消するために、頭頂部の百会から<瀉血>をして、終了後の感想が「今までのもやもや感がすっかり取れました。こうした気持ちになれたことに感謝します」と言っている姿を同行された方が診られて「今日ここに来れて本当に良かったですね。あなたに会って、色々話をしたり聞いたりしていた時とは全く別人になったよ」と喜びの応援メッセージをいっていました。

 あとで連れてこられた方から、お礼と一連のメッセージが届きました。
「その方があなたをカルマで縛り付けられたかもしれませんが、その中でもがき苦しんでいた時に私との出会いがありました。それがあったことで素直に和白に来れたわけですから、しっかりその方に感謝してください」と話したようです。

 その時、彼女は「耳がとても温かくなり、からだ全体の気が動き始めた感じです」と嬉し涙を流され始めたようです。会った時の死んだ眼が生き生きしてきて「こんな気持ちになれて本意です。私の命がこうした話を聞きたかったのだと思いますと心から喜んでいました」と報告が入りました。

 

 

 

 

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