和白での生活最後の日
1977年12月8日に福岡市東区和白で=皇法健康所=を開所し、2年後に今の場所の和白5-15-15に健康所と住まいの同居住宅を建てました。開所以来45年という歳月が経ちました。
昨年裏方に徹して支えてくれた妻が旅立ち、その後どうするかということになり、私は子供たちに無理を承知で「長女が住んでいる家の前の宗像の分譲地に、新しく家を建ててその一室で治療室を開設していただけないか」と頼みました。
80歳を迎える年寄りのわがままとは重々承知してお願いしたら、5人の子供たちがその希望を適えてあげたいと全面的に応援してくれることになりました。
それから一気に話が進み、できたら初盆を和白の家で次男の和尚・孫たちの読経で執り行うことに一応の日程が決まりました。それに合わして宗像の家も新築落成する予定で事態は推移しています。
新しい働き場所ができるまで、江未子の自宅永露家の二階が私の働き場所として提供していただいたので、3月1日の亡き妻の生誕日から仕事を始めることになりました。
そこで和白での最後の日として、お祓いの儀式を企画したら、遠くは鹿児島から応援に駆けつけて下さる方、その日に=初めてお参りされる方・10名= とその気に触れたいと、以前お参りされた方のお手伝いが一堂に会しました。
この日に誕生日を迎える方、亡き妻・喜願院観空和惠大姉・生誕祝い・宗像での仕事始めの前祝いを皆さん方の差し入れ等があり楽しい集いを終えることができました。当日来られた方が体の調整をといわれたので、できる限りの方の施術をさせていただきました。
それが済み次第、宗像での仕事のための鍼等の道具一式を江未子夫妻の車に積み込んで引っ越しができ、一応セッティングしてくれていた器具等の配置を確認して、いよいよ宗像で新しい生活が始まります。年末年始の体験がありますが、一日一日を楽しく意義ある過ごし方をしていきたいと思います。
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