起立性調節障害なのですが
二十歳の若い青年が紹介されてこられました。この方については先日和白に行ったとき「私の知り合いが体調不良で台湾での勉強の機会を休学して、いま日本に帰ってきています。皇法の話をしたら是非行ってみたいといわれたので、行かれたらお願いします」と頼まれました。
話として聞かれても来られるご縁があるのかどうかと思っていたら、娘が予約を受けてグーグルネットの予定表の中にその方の名前が書かれていたので、真剣に取り組まれる方なのかと予約された時間を待ちました。
母親と本人が来られたので症状を聞くと「医師からは起立性調節障害といわれ、将来的には自立神経失調症になる可能性があります」といわれたようです。台湾での生活の中ではとても厳しい取り組みとなるので、一旦休学して帰ってきました」といわれました。
本人はまず朝が起きれない、起きたら目が回るので、昼前まで寝ています。これからのことを考えて何をしたらいいのかと不安になっていた時に、知り合いから話を聞き、ネットで記事を色々と読んでとにかく一度行ってみよう」ということになったようです。
初診ですし<波動診断>で診ていくと、乳から上の上焦部にはっきり気の弱さを本人の指が確認されました。それから興味も出てきたのでさらに精査したら、頭部の右半分と次の診断が出ました。次に五行で診ていくと木性の肝・胆系統の改善が求められました。
そこで「緑の野菜は食べていますか」と聞くと「台湾での食事が先ず野菜が少ないし、緑のものを食べる機会はなかった。仕事はハードで夜中まで残業して、朝起きるのがとても辛かった」といわれました。寝る時間の不規則さとやる気の出る肝臓の栄養が補充がされないで過ごしていたことが、今の症状に出ているようです。
「再度台湾に戻るという気持ちがあるならば、体質改善に取り組んでみますか」と提案しました。
体剖観察したら右肩がかたく、右わき腹が脹れ、右足が吊り上がって短くなっていました。その状態を母親に確認してもらいました。固い筋肉を解すために<皇希水・リペアクリーム>をふくらはぎに押し入れて感想を聞くと「なんかからだ全体が解れた感じがします」と気持ちが乗ってきました。
それからは通常の施術をして仰向けの状態で、頭部・右わき腹を重点的に置鍼して、遠赤ドームの中でじっくり温めました。仕上げの段階で頭部と右わき腹から<瀉血>をしました。それをしながら頭部の感じを聞くと「すっきりしました、こんな感じは今まで経験したことがありません」と、時折笑顔交じりで母親に報告していました。
とりあえず施術が終わり感想を聞くと「今までにない体の軽さ、施術を続けたら元気になれるという気持ちが出てきました」と決意を語られました。
そこで「何とか月一回は来られて欲しいし、サプリとして購入されて使っていない大麦若葉の青汁のステックを二袋飲んでください」と指示しました。
「今年いっぱいの取り組みをします」という本人の気持ちを、私もしっかり応援してあげたいというお互いの決意発表をすることができました。
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