頭痛で頭が揺れる感じです

　高校一年生の女子が母親と一緒に来られました。症状を聞くと、声が小さく何を言っているのか全く聞こえません、母親に助けを求めているようなので「私はあなたから聞きたいです」と言いました。

「頭の左右の側頭部が痛いです」といわれたので、木性の肝・胆系統の気の詰まりかなと感じました。初診ですし<波動診断>で診ていくと、側頭部の所で指の力が抜けることを本人が感じられました。さらに五行で診ていくと=まさに木性=となりました。

　そこでベットに上がって体剖観察をしたら肩は固い、ふくらはぎは腫れていて、右足は少し短くなっていました。母親にその状態を見せて、触って確認していただくと「こんなことになっとているとは、全く分かりませんでした」といわれました。

　母親も東洋医学や心づかいの勉強はされているようでした。子供さんにどれほど活用されていたのか、だからそれに基づいて体を調整してくださる方ということで来られたようです。
　とりあえずふくらはぎに<皇希水・リペアクリーム>を押し入ると、腫れた状態が引き締まりそれを確認されました。

　それから通常の施術に入り=尻押し=をしたら、肩こりが取れて、短かった足が伸びて左足よりも長くなりました。なぜか必要以上に追い詰められて、緊張感のある生活をしていたのでしょうか。

　気の安定のために置鍼をするので「仰向けになって」と言ったら「鍼をするのですか、聞いてないよう」という感じでした。母親は「鍼をしたら元気になるよ、してもらいなさい」と応援されました。
　それではということで「10本・15本・20本ということで」と提案したら、最終的に「15本お願いします」ということになりました。

　それをして遠赤ドームの中で温めていき、それをのけて顔の表情を見たら、真っ白かった顔色が血色が良くなっていることを本人には手鏡で、母親にも確認してもらいました。
　そのころから笑顔もみられるようになり、施術後の確認をしたら指がしっかり反応しました。母親は木性の機能アップのためにサプリを購入されて、帰る時は声もしっかり出ていました。

◎　翌日母親から　昨日は遅い時間に治療していただきありがとうございました。おかげさまで顔色も良くなり、今日は元気に学校に行きました。本当にありがとうございましたとお礼と報告のラインが入っていました。木性のやる気が出てきたのかな、お役に立ててよかったと思いました。

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