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左手が痛いです 何とか

       左手が痛いです 何とか・・

「主人が左手が痛いといってるのですが、何とかしてあげてください。仰向けで寝れたらいいのですが、左手を下にして寝たら痛さに耐えきらずに悲鳴が上がっています」といわれました。

 一応<波動診断>で診ていくと、左肘から肩にかけて何とかして欲しいということになりました。この状態で通常の施術をするのは、本人にしてはかなり無理を強いることになるので、少しの痛みの時や手を挙げての回転運動に使う=眉毛=を使っての施術に切り替えました。

 耳に体のツボがあるということで=仙人ばさみ=で使うことはあります。今まで読んだ文献の中で顔に体の施術のポイントがあるということで、それなりに活用しています。しかし今回の肘から肩にかけての痛みに対して=眉毛=を使って早く痛みを取ってあげたいという思いが強く、意を決してそれを実行したことになります。

 最初からこの施術をした人はいないので、本人がこの姿勢等に耐えられるかという気持ちもありましたが、痛みを早く取るにはこれしかないという確信のもとに、左の眉毛に少し太めの鍼を刺しました。その状態でしばらく見ていたら=どす黒いもの=が出はじめました。

 その状態で出てくるものを消毒綿でしっかり処理していきました。その処置を三か所ほどしていくうちに、本人の痛みの様子が薄らいできたのか、堪えてる様子に少し余裕が出てきた感じが出てきたので、次は診断で診た金性の肺・大腸系の親指・薬指からも同様の処置をしました。

 眉毛の時とは違い、時々されていたのでそれなりの気持ちの整理はできていたようで肩・肘、手首・指先までの汚血の処理を終えて、遠赤グッツで筋肉の解しをしていきました。大方の処理が終えていたので、筋肉の解しもスムーズにできましたし、その頃には本人に笑顔が見られるようになりました。

 仰向けの状態で、最初から鍼での施術をさせていただきましたが、整体の解しをするよりもこの処置を体験させていただいたので、この方に感謝の気持ちで最終仕上げをしていきました。
 奥さんも一連の流れを観察されていましたが「ここに来たときは痛みに耐えで顔色は白かったのに、今は顔色も良くなり、さらに姿勢がシャキッとして良かったね」といわれていました。

 この方の処置がスムーズに行えたのも、奥さんの応援があり、本人がこの痛さに耐えたら元気になると自分に言い聞かしての取り組みがあったからこそだと思います。
 次に来られた方に早速この処置を活用しました。前者の学びを後者に活用させていただき、また新しい技の活用が広がる感じがしてきました。

 

 

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