肉離れをしたのですが

　　　　　　　　　肉離れをしたのですが

　部活のお世話されている父兄の方から「日曜日なのですが、中学男子バレーボールの選手が肉離れをして困っています。動けなくなったのですが診てもらえないでしょう」とメールが入りました。

　その方のお世話で何名かの方が来られますし、中体連前の大事な時期だと思いますし「何とかいたしましょう」ということで受け付けました。

　その時間ごろ大きな車が入って来られ、応援団か付き添いか5名の方が降りてこられました。お世話されている方の誘導で必要事項を書いてもらいましたが、そんなことは初めてなのかおどおどされていました。初診ですし<波動診断>で診ていくと、膝から少し下の方にシップをしていましたが、そこを中心にお願いしますとなりました。

　状況としては、ジャンプして着地した時に相手の膝が右ひざの内側にもろに当たって、痛くて動けなくなったのでとりあえずシップだけしたようです。その状態を見たので、今回お世話された方が「とにかく田久に行こう、何とかしてもらえるはず」ということで連れてきてくださったようです。

　とりあえずベットに上げて、シップをはいで<皇希水・リペアクリーム>を押し込んでいくと、膝の動きが良くなり、その流れで顔のほうれい線を中心とした解しをしていきました。その状態で膝の状態を聞くと「膝を動かすのにそれほど違和感がありません」と報告がありました。

　それから通常の施術をして置鍼は伏せた状態で、腰から特に右ひざを中心に刺していきました。それから遠赤蒸しマットで温めながら一休みしていただきました。仕上げの段階で一緒についてきていた友達がとても指の感覚が良かったので手伝っていただきました。

　右のひざ下で内側か外側かでは、内側になり、さらに一点のポイントを押さえてツボを探していくとそれに当たったときと外れたときの指の感覚を体験していただきました。探し出したツボの一点を使って<瀉血>をしました。出にくい場所でしたがそれなりのものが出ました。

　あとは軽く筋肉を解し、背骨の調整をしてベットでの施術が終わり、降りて立っていただきました。最初は恐る恐るでしたが「痛いのが取れました、歩くのにも痛みを感じません」といわれて、他の矯正器具にかかり全てが終わりました。

　全ての施術が終わり、自分のペースで歩いていましたが「痛みもなくなり、ごく普通に歩けます。からだ全体がとてもスッキリしました」と嬉しそうでした。駐車場の車に乗りこむために、足取りも軽く歩かれていました。元気な声でお礼を言われて帰られました。

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