3~4年ぶりですかね
元気な声で「今日今から行って施術お願いできますか」と聞き覚えがあるようなトーンの方から予約が入りました。和白から宗像に移っていることは知っていて、娘宅の桜美台目指して来られたようですが、それらしき家はなく携帯が入りました。
直ぐに駐車場に出てみたら、娘宅のチャイムを押したり、それらしき家はないし、どうしたものかということでうろうろしている姿を見たのですぐに案内しました。
「こんな家を建てて仕事をされているのですか」といわれましたが、本人は建築関係の仕事をしていたので、直ぐにそのことに気づかれたのでしょう。
「和白にはもう3~4年行ってないと思います、昨年は奥さんの病気から亡くなるまでの仕事がありと大変でしたが、初盆も済ませたら自分のからだが悲鳴を上げているのに気づいて、ようやく田久にくることができました」といわれました。
症状を聞くと「目と耳と疲れがたまっています」「耳なら耳鼻科に行ったのですか」「行ってもどうしょうもないし、近くの治療所に行ったがこれもまた違うようだし、これは田久に行って何とかしてもらわねば」と思われたようです。
初診になりますので<波動診断>で診ていくと、とりあえず首から顔・頭を何とかして欲しいということになりました。先ずは<顔の整顔>からしていき、気分が乗ったことで伏せた状態で<皇希水・リペアクリーム>を気になるか所に押し入れていきました。すると「和白でしてもらっていたような感じがし、からだが解れていくのが良くわかります」といわれていました。
背面の解しが終わったので、仕上げの置鍼は仰向けで頭部・顔と全体にしていきました。気持も落ち着いてきたのか、寝息が聞こえてきました。仕上げとして目と耳のツボと頭部から<瀉血>をしていくと、したところからそれなりのものが出ていました。本人も和白での経験があるので、来て良かったという思いが強くなったようです。
「耳の感じも良くなり、目がはっきり見えてきて、頭のモヤモヤもすっきりしてきました。今度いつ来るかわかりませんが、元気でいてくださいよ」といわれて帰られました。
何年ぶりかの方たちが、どういう形で田久まで来られているのか、和白でさせていただいていたことが、今にもつながっているかんじです。
誰かんさんが言い残していった「気は入れても、手を抜くな」という言葉を肝に銘じて、より気持ちを込めて仕事をさせていただきたいと思うこの頃です。
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