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咳が出て困っています

        咳が出て困っています

 小学校の1年生の担任をされている先生が来られました。今は皆さんマスクは忘れていると思いますが、その姿を見たら咳をしているので、しないと迷惑がかかるからというようにに見えました。

 様子を聞くと、今までは高学年だったから生徒自身がそれなりにしてくれていたので良かったが、今年度から1年生の担任と春の運動会に向けての練習等で体を動かしたり、大声を出したり、手を使うことも多くなり、それと共に咳が出はじめたので病院に行かれたようです。

 薬はもらったが服用する気にもならず、生徒たちの運動会に向けての指導が日に日に多くなってきたようです。そうしたらなぜかお腹がすいてきたり、甘いものが欲しくなったりと今までない、し好品や体調の変化が出てきたそうです。

 風邪をひいたわけでもないのに、咳が出るので一人で悩み苦しんでいたようです。何とか運動会も無事終わり、田久の予約を入れた日になり「咳も出てるし、先生に迷惑をかけたら申し訳ないのでキャンセルしようかと思っています」とご主人に相談したようです。

 そうしたら問答無用「そうしたときだから行ってきっちり調整してもらいなさい」といわれたようです。今までの発想と違うことをいわれて、当惑したようですがそういわれたので来ましたが良かったですかという感じでした。

 そこで発想の転換として「おらび叫ぶというのは木性の肝・胆の疲れが、手を使ったことで金性の肺・大腸経の疲れで咳が、お腹がすいたということで、普段とは違って食欲促進で土性の脾・胃の疲れがでますし、冷たいものを必要以上に飲みたくなって水性の腎・膀胱系が疲れます。かなりの緊張感は火性の心臓・小腸の疲れが出ましたね」と話しました。

 東洋医学的に見ていくと、いわれる症状がすべて思い当たるという感じになってきました。それをふませて<皇希水・リペアクリーム>を、お疲れさまでしたと言いながら押し入れていくと、次第に咳も出なくなりました。それから通常の施術、置鍼とともに気になる咳のツボの手の親指から<瀉血>をしました。一連の施術が終わり、筋肉の解しのためにコンセランにかかっていただきました。

 すべての施術が終わっての感想が「今までとは違った見方・考え方、それに基づく体の施術で咳の出方もすくなってきましたし、軽くなりました」といわれたので「ご主人にあなたが言われたように対応して良かったです、ありがとうございましたとお礼を言ってくださいね」と話しました。

 その言葉を聞いて気持ちが腑に落ちたのか、素敵な笑顔になられ、早く帰ってお礼をいおうという姿勢に見えました。咳が出るから行かないのではなく。咳が出るから行きなさいといわれたご主人の思いに対して改めて感謝されたことと思います。

 

 

 

 

 

 

 

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