とにかく宜しくお願いします

　　　　　　　　　　とにかく宜しくお願いします

　最近来られだした方の動きが良くなったのを見て「どうしたの」と聞かれたようです。すると「ご縁あって田久に行くようになったら、今迄の狭い行動範囲でそれなりに生きていかねばと決心がついていたのが、そうではないという気持ちになってきました」という話を聞かれたようです。

　それならば「私の右の背中の鈍痛、右下腹部の違和感、肩こりがひどくなり時々目が覚めるという症状も何とかなるでしょうか」と相談されたようです。すると「私の手足のリウマチが何回か行くうちに回復していることがとても嬉しいです、嬉しさを共有しませんか」といわれたそうです。

　一応<波動診断>で診たら木性が出たので、今は朝日が早くあがってきているので、窓を開けていい気を室内に通してください」と身近なところからの改善を提案しまして。とりあえずベットに上がっていただき<皇希水・リペアクリーム>を背面全体に押し入れていき、ふくらはぎを解したことで肩こりが取れてきたのを驚いていました。

　それが終わって通常の施術の最初の手技として<尻押し>をしたら「さっきの解れと違ってより肩のコリが取れました。いろいろなところに行きましたが、短時間でこんな体験は初めてです」といよいよ気持ちが乗ってこられました。

　それが済んで仰向けで置鍼をして、静かにお休みかと思いましたが、話が続きベルが鳴っても収まらない状態でした。本人が「話を聞かしていただく中で、何となく自分のモヤモヤがひとつづつ解消していく感じです。こんな経験は初めてです」ともいわれました。

　頭部と顔から<瀉血>をしましたが、これもまた喜びの声が出てきました。ご自身の気になることも色々とあったようですが、話を聞く中でそれなりの方向性を見出したような感じになりました。コンセランの器械に入っているときも、休みなく話が続いていました。

　どこででも言えなかったこと、こんな話は初めて聞きますという、水性の腎気の聞く耳のスイッチがオンになったことでいい時間が過ごせたことになりました。この方のために次の予約の方の時間が空いていたのかなという感じで施術が終わりました。

　紹介された方が「私の大事な方ですから宜しくお願いします」とメールが入っていましたが、この方がこれからの人生どのように過ごしていかれるのか、施術をさせていただきながら、できる応援をさせていただきたいと思いました。

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