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皇法健康所開所以来の方が

         皇法健康所開所以来の方が

 1977年の開所当時からご利用いただいている方が57歳に間もなくなるようです。この方の母親は教職の方で、小倉で私の母親が吸い玉の治療をしているときに定期的に来られていました。その時連れてきていた子供さんがこの歳になっているわけです。

 私はその頃、国鉄の小倉工場に勤めながら、休暇を活用して治療の講習会や、鍼灸師の弟と休暇を活用してアメリカにカイロプラクティックの日本で初めての研修ツアーに同行したことがあります。父親の脳溢血を契機にして、何となくそうしたことをしてみたいという気持ちが根付いてきました。

 今は旅立ちした妻は「将来的に国鉄を早めに辞めるかもしれない」と新婚旅行に行くときの列車に乗る前に意を決して話をしたら「いずれの日かそうしたときがくると思っていましたので、そのときがくるまで国鉄の勤めをされてください」といわれました。

 それから17年国鉄に在職させていただき、退職して大阪の鍼灸学校に3年、大阪でオーク鍼灸所を開所して1年経ちました。妻が子供4人連れて開所のお礼に来ましたが、その時の子供たちの「お父さん」という言葉のトーンが、4年も離れて生活しているのに、いつも一緒にいるような響きとして社長が感じ「所長一日も早く福岡に帰ってあげてください、ここは若手を育ててもらっているので後は何とかします」といわれて、和白に皇法健康所を開所することになりました。

 それから今年の12月8日からは開所以来48年目に入ります。今回来られた方も学生時代、教職に就職したとき来られるようになりました。整体と鍼との組み合わせも初めての体験だったと思います。

 さらに<波動診断>という取り組みも施術の中に、さらに地場改善に使うことになりました。娘さんも母親が教職で地場改善の必要性を体験されていたの知って、年度初めは今でもそれを執り行っていますが、そうした積み重ねで今では中学校の校長先生になられました。

 立場が立場ですから、いろいろとご苦労があると思いますが、自分で考えられた案件で今の私に相応しい取り組みは何かと<波動診断>を診ることがありますが、施術が終わり気が調ったところで診ていくと、本人が「あぁやっぱりそうなのか」という診断が出ています。

 これからもお役に立つことがあるでしょうし、私自身が施術を楽しみながら日々過ごせることに、改めて感謝する日々を過ごしています。

 

 

皇法健康所

〒 811-4175

宗像市田久5-28-19

TEL:090-1774-1057