フルマラソン出場のため

　還暦を迎えた元教師は以前からフルマラソンに機会があれば出場していました。妻稼業・母親の仕事はどうなっているのかと施術を担当する私の方が心配していました。

　今回もハーフマラソンに出場したが、扁桃腺炎でとても苦しかったようです。とにかく走って帰って後は田久に行って調整してもらって、２月にあるフルマラソンに備えたいという思いで来られたようです。表情は落ち込んでいましたし、声を出しているのですが、こちらは聞きなれない低音ですからなにをいわれているのか良く解かりませんでした。

　診断もそこそこにベットに上げて全身のケアーとして<皇希水とリペアクリーム>を押し入れていきました。すると固くなっていた筋肉が次第に解れてきて後の調整がし易くなりました。背面の施術を終えて足の<筋肉ケアー>をしていくと、足や肩の疲れが一気に解れてきました。

　しかしそれは本人的には扁桃腺の状態が今一つなので納得されず、置鍼を前面・首のラインに鍼を刺して。頭には<ラフマの敷布>をかけて、全体的な筋肉の解れのための手当てをしていきました。冷えた中での筋肉の使い過ぎが、扁桃腺炎になるということを話しました。今までそうしたことを勉強していたので理解はそれなりにされました。

　置鍼を終えて、扁桃腺炎のための<筋肉ケアー>をしていきました。顔の浮腫みも取れ、首のラインもすっきりしてきました。今まではあまり<瀉血>は好きではなかったが、背に腹は変えられずに自主申告があり、久しぶりにそれをしてあげました。

　それをしたあとは全身的な<筋肉ケアー>をしていくと、聞きづらかった声が聞き易くなりました。本人はそのことに対しての喜びよりも、もう少し違和感があることを気にしていました。筋肉が解れてきていますし、帰られてからのフルマラソンに備えてのサプリ等の指導をしていきました。

　それをしてもらったことで何かほっとしたの酢、帰られるときはフルマラソンに出場するための心身とものパワーアップをしていただいたので、気持ちが落ち着きました」と、初めてお礼を含め前向きに言葉が返ってきました。

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