久し振りに来られました

　　　　　　　　　　　久しぶりに来られました

　背丈の低い人が今年初めて来られました。取り組む姿勢としてそれでいいのかなと考えていましたが送迎される方との折り合いがつかなかったのでしょう。

　最初に来られた時のように杖をついて歩いているのですが、進む距離が数センチですから、駐車場からも少し時間がかかっていました。昨年割によく来られていたときは、わりに早く歩かれていました。しかし今回はもとの状態に戻った感じになっていました。

　玄関に入ってベットに来るまでの歩き方を見たら、自分の足の半分くらいしか進んでないので、動いている割にあまり進んでいません。私は前回帰られるとき、ベットの周りをそれなりに歩かれ「随分いい感じです」といわれた言葉が記憶に残っていました。

　初心に返ったという状態で「病院でいろいろと手術された」ことを話してくれました。８４歳まで生きてこられている姿を拝見しながら、少しでも楽になって欲しいという気持ちを奮い立たせて久しぶりの施術をしました。

　仰向けで<皇希水・リペアクリーム>を体全体に押し入れていき、置鍼はそのままの状態でしていきました。そのままの状態で<筋肉ケアー>をしていくと、それなりに解れてきていることを本人は感じられたようです。

　手や足や腰をしていくと、かなりの力が出ていました。力比べなら私の方が負けそうな感じでした、付き添いで来られた方も「いい感じでケアーしてもらって良かったなぁ」といわれていました。ベットでの施術が終わり床を歩かれていましたが、気持ちでは出ているつもりの足が出ていないので、前に進む感じが今一つでした。

　しかし歩く速さが早くなっていましたので、わりに早く履物のところまでいき「来たときよりも早くなって良かったね」と励ましの言葉を素直に聞かれていました。

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