東京に帰る前に

　　　　　　　　東京に帰る前に　

　「何とか午前中の空いてる時間にお願いします」と書かれていたので、私は勝手に名字だけ見て判断して、10時以降は入れませんので8時半過ぎからなら何とかいたしましょうと返信しました。

　すぐに返信が届き「その時間宜しくお願いします」ということになり、用意をしてお持ちしました。階段を上がってこられたのは、若い娘さんでした。
　東京から帰省して帰る前に母親から「少し顔が浮腫んでいるようだし鍼をしてもらったら」といわれた方からの予約だったようです。

　初めの方ですし経緯を聞くと、孫のピアノの先生で、リモートで教えていただいている方でした。母親から言われた言葉を聞いて、お試し感覚で来られたかんじでした。初めてですし「どこか気になることは」と聞くと「別に」といわれたので<波動診断>診ていきました。

　前面の乳から上の上焦にかけての疲れが診られましたので=ミニ整顔＝から入りました。手のラインでの調整でフェイスラインがスッキリしてきて、一気に気持ちがハイになりました。肩から首、さらに顔面に行くと「何で・・」の連発でした。　　

　ピアノを弾いているので、手がかなり疲れているのを感じながら一通り終わり、通常の施術に入りました。ご多分に漏れず肩・ふくらはぎが固いので<皇希水・リペアクリーム>を押し入れていくと、また「何で!?」の声が出ていました。さらに=尻押し=をしたら声は最高潮になりました。

　仕上げの置鍼は前面にしましたが、頭部が気になり「頭スッキリしていますか」と聞くと「良く判りません」という返事が返ってきました。遠赤マットが肌に近くで当たるので、しっかり体は温まった感じになりました。

　頭部の百会近くから<瀉血>をしたら、どうしたのですかという感じのものが出ていました。その処置をしていた時「頭がスッキリしてきました、この感じですね」と嬉しそうでした。すべてが終わり感想は「肩の張りが取れ、上げるのが楽です、足も軽くなりました。来月また帰ってきますのでまたよろしくお願いします」といわれました。　

　帰る時に=頭部の症状改善=に来られている方とお話ができ、学ぶことが色々とあったようです。
　東京に帰られて「素敵なご縁ができて良かったです。しっかり掃除をします。拭き掃除のための塩もたくさん持って帰りました。お会いできた方が快方に向かうように祈っています」と優しい心づかいのメールが入っていました。

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気持ちも落ち着きました