合宿前に行きたい

　　　　　　　どうしても合宿前に行きたい

　高校女子のパレ―ボールの選手が「お盆の間に行われる２泊3日の合宿前に体の調整をしたいといっているのですが診てもらえませんか」と、母親が先日来られた時に依頼があったので、その意欲を大事にしてあげたいと思って了解しました。

　久しぶりに女子高生に会いましたが、背も伸びて体つきが筋トレ等の成果が出てきているのか、しっかりした体格になっていました。とりあえず<波動診断>で診ていくと、乳から肩までの張りを何とかして欲しいということになりました。

　本人が「そういえば体が固くなっていて、何となくおもだらしいです」といわれたので=ミニ整顔=で手のラインの筋肉を解していきました。いい顔つきになってきていましたが、この処置でスッキリ感が出てきたのか本人も満足されました。

　体全体を見たら鍛えられてはいますが、もう少し弾力性が欲しいという感じでしたので<皇希水・リペアクリーム>を足全体から背中までしっかり押し込んでいくと、本人の表情が安堵したようになりました。それが終わって=尻押し＝で一気に水性・膀胱系を解しました。それで肩の解れを確認したら「しっかり解れています」と気持ちのいい響きが聞こえました。

　仕上げの置鍼は背部全体にバランスよく刺しました。その段階に行った時には本人は睡魔に襲われたのか眠りに付こうとされているのか、動作がワンテンポ遅れていました。鍼をした上に遠赤グッツで覆い、遠赤マット・ウルモを置いて体の芯部を温める処置を取りました。

　さらに手の三焦経の中指、足の胃経の人差し指に=洗濯ばさみ・不思議シート=のアイテムで挟みました。手を使う運動ですし、気を使いながらのパス回しとそれらを考慮しての処置にしました。
　本人は熟睡状態で装具を外しても気づかない状態でしたが、そののままにして4点から<瀉血>をしました。やはりそうだったのかという感じになっていました。

　仰向けでで調整の仕上げをして、ベットから降りて立ち上がったら「体全体が軽くなり、肩の引っ掛かりが取れました。合宿も今回の調整でしっかり頑張れます」と元気な声で帰って行かれました。

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