一瞬　どうされましたか

　　　　　　　　　一瞬　どうされましたか

　先週は中間試験に挑戦し、その後は少し気が抜けた状態が続いたようです。しかし、少しづつですが学校に行きたいという思いが、形として見えてくるようになりました。

　今回息せき切って入って来られて、何かを言おうとされているのですが、私の方がはっきり聞き取れなくて「ゆっくり話して」といいました。母親が「先週いただいた羅漢果顆粒を飲み始めたその日から、からだが温かくなってきたといって、ぐっすり眠れるようになりました。本人が就寝する時間に気持ちよく眠れるようになったのは、本当に久しぶりです」といわれました。

　本人もようやく落ち着きを取り戻され「時間が来たら眠たくなってきました。今までは夜に眠れないので、昼間ダラダラ寝ていて、そのために夜が眠れない生活が続いていました。
　今回体が温まってきたら、何となく眠くなりぐっすり眠れて、朝も割とスッキリ起きて、昼間にできること少しづつしました」といわれました。

　今までにない報告を早くしたいと思ってこられたようですが、本人にとってよほど嬉しかったのでしょう。報告が一段落したので<波動診断>で診ていくと、全体的に気持ちのよい施術でいいですよということになりました。

　その指示を受けて体を触診していくと、冷たかった足の裏が温かくなっていますし、母親もその様子を見て「最初の頃とは違いますね。元気になっていく様子を見ながら、精いっぱい応援していきたいです」といわれました。

　本人が施術を受けて、置鍼・遠赤マットで一息しているとき、母親と今後の取り組みを<波動>で診ていきました。１０月いっぱい週一のペース、この状態が続くなら少し間を開けてもいいか、１１月になってから次の取り組み方を診るかという三択で診ていきました。

　今の状態を続けながら、１１月になって今後の取り組みを考えたいと思いますという<波動カード>を母親が引き当てました。前回診たときが８５％の回復具合と出ましたが、本人の心身ともの元気を取り戻そうとする形が本物になりつつある感じになってきました。

　帰られる時も笑顔が見せられ「ありがとうございました」といわれる姿が、とても嬉しそうに見えましたし、動きにリズム感が見えてきました。

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