自分の言葉で ハッキリと
11月も終わりに近くなったので、本人に「週一回という取り組みが終わりますが、12月からはどうされますか」と聞きました。するとすぐに「12月からは少し期間を開けたいと思います」といわれたので「2週間にしますか」と聞くと「10日に一回ということでお願いしたいです、何かがあれば早めに来ます」とはっきりと意思表示ができるようになられました。
さらに使ったシーツ等を折りたたむようになられてきています。こうした周りが見えるようになったということは、本人の気持ちが前向きになってきたのかと思いました。
今回は背部の頭部の疲れがあり、それを火性の心臓の気を強くすることが大事ですねという話をしました。学校の行事として期末試験も目前でしょうし、そのための対策をしているのか、右肩も凝っていました。
伏せた状態での調整をしていき、背部に置鍼をしました。特に頭部には少し多めに刺し、肩から腰に掛けても体剖観察しながら刺し=仙人ばさみ=は手は火性の小指、足は試験前で頭を使っているようですから親指と水性の膀胱経の小指で=火性と水性のバランス=をとりました。
仕上げの段階で手の小指から<瀉血>をしました。本人の目が届く位置でしたからそらしていましたが「あなたが確りやろうとしているので、心臓さん確りいい血を頭に送ってあげてくださいという気持ちで今の処置をしました」と話しました。
本人は、やはりそうでしたかという納得した顔つきになっていました。少しづつ前に進もうとしている姿を母親も見ていましたが、12月からの取り組みに対してシフトとの兼ね合いもあるでしょうし手帳を見ながら次の予約を入れて帰られました。
母親も来られた時に目の手当てをしてあげていますが「目の感じが随分良くなりました。ものがはっきり見えるようになってきてとても嬉しいです」といわれました。
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