頭打ちました

　　　　　　　　　頭を打ちました

「つまづいていて頭を強打したので、何とかしてあげてください」と受付担当から連絡が入りました。

　ご本人が来られ経緯を聞くと「洗濯物を干すつもりで、狭い隙間をぬっていたら、置いているものに足を取られました。折角洗っているのでという気持ちが働いたのか、そのまま倒れこんで品物に頭をぶっつけてこぶができました」と説明がありました。

「倒れたということで何となく年を感じたり、足もとが確りしない年になってきたのか、この狭いところをどれほど通っているのか、何か複雑な気持ちになっている自分がいます」とかなり深刻でした。

　それらを含めて<波動診断>で診ていくと、今必要なことは水性の不安感を上手に取り去ることですねとなりました。本人は「その不安感を取り去って欲しいですし、こぶのところから=汚血=を出して欲しいです」ということから施術が始まりました。

　先ずは痛みがあちこちでているようですから、手を使って=ミニ整顔=をしていくことで、手のこわばりや顔の浮腫みが取れてすっきりしてきました。頭部を触ってみたらこれがこぶかなというものが、触ったら分かりました。

　事前の処置も終わり、置鍼は頭部を含め不安感の解消と血行促進という水性と火性のバランスを考えて=仙人ばさみ=は、血行促進のために手は、火性の小指、足は、不安解消と頭部のしこり解消促進のために小指と親指をはさみました。

　それをしてから一休みしていただいて、仕上げで頭部のこぶのところから重点的に<瀉血>をしました。さらに小指も血行促進のためにしましたが、やはりですねというものが出ていました。

　すべてが終わっての感想は「からだ全体は解れた感じですが、頭部の方には<皇希水・リペアクリーム>を押し入れて、その後から樹液シートを置かれて、落ちないように帽子をかぶって、日常生活をされてください」と指示しました。

　早めの処置ができたことで、本人は一番嬉しそうでした。それと大学入試一週間前に、ベストコンデションで受験させたいといわれて連れてこられた娘さんの=合格=の報告を聞くことが出来ました。

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