お蔭さまで 46年に入ります
1977年に和白で皇法健康所を開所いたしました。縁もゆかりもない土地に、落下傘部隊が飛び降りるような感じでのスタートでした。開所しましたと挨拶状を出しても、音なしの状態でしたし、これはなかなか大変なことだと思っていました。
最初から押すな押すなを考えたわけではありませんが、どのような取り組みがこの土地柄にあっているのかと、近くの理髪店に行って話を聞くと「ここはよそ者意識の強い土地柄です、自分もいろいろ苦労しましたがようやく近所の方たちが来てくださるようになりました」といわれました。
理髪店の店長が「私は立ち通しだし、手や肩が疲れるので一度お世話になりに行きます」といわれてきてくださいました。休みのときに来てくださり「ここでしてもらったが、よそとは何か違う感じで自分にあっているようですから宜しくお願いします」と固定のお客さんができたときはほっとしました。
それからは整体にしても鍼灸の鍼にしても、すべて私のオリジナルですから、この良さは体験していただいた方のご縁でのつながりを大切にしていきたいと決意しました。紹介してくださった方の、信用失墜がないようにという気持ちで取り組みが開始されました。
あの人がという方が、次々紹介してくださったり、私はといわれた方がそれっきりと、人間観察眼の体験・実習という感じの日々が続きました。
一人ひとりを大切にという気持ちを持ちながら、自分のテーマとしては=人を助けて、我が身助かる=を肝に銘じての取り組みが始まりました。
子供たちも巣立っていき、夫婦で老後ゆっくり過ごせるかと思っていた時に、妻は一昨年の=重陽後一日=の9月10日に、ビンビンころりの旅立ちがありました。
残された私はすぐに宗像の長女のお世話になりますと子供たちにお願いしました。妻の戒名が=喜願院観空和惠大師=と次男の勝馬・西福寺の和尚がつけてくださいましたが、上からみたら良くわかるのかという状況を日々体験させてもらっています。
傘寿にして新築の家を建て、その一室を施術所として仕事をさせていただいていますが、以前からここにいましたという和白の雰囲気を感じながら、お越しくださる方たちとゆっくり時間をとって対応させていただいています。
12月7日は=病と縁切りのできる天壇=を和白で開壇し、さらに翌日の8日はお釈迦さまが悟りを開いた日ということで、義父の西福寺の和尚にお願いして=皇法健康所開所祈願のお経=をあげていただきました。
皆さん方の有形・無形の応援をいただき=宗像の田久5・28・19=で、少しでも皆さん方のお役に立てるようにと念じつつ、ご縁ある方との一期一会を楽しみながら、今まで以上に日々を大切に過ごしていきたいと思っています。 今後ともご支援宜しくお願いします。
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皇法健康所
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