左足親指の付け根が

　　　　　　　　左足親指の付け根が痛いです

　初診の方の予約が入り、駐車場で待機していたら一台の車が来られたので案内しました。運転手が言われるのに「田久の５丁目がないのでこの周辺を何度もぐるぐる回っていました」といわれました。

　同乗された女性が降りてこられましたが、腰は曲がって歩くのが辛そうでした。初診ですし<波動診断>で診ていくと、女性ながら力が強く、微妙な感じが判るのかなという感じでした。診断が進んでいくと左足首で反応があり、さらに親指先でそこですという反応がありました。

　それで辛そうですからふくらはぎから足裏にかけて<皇希水・リペアクリーム>を押し入れて、からだ全体を解していき、それから通常の施術をして置鍼として伏せた状態で背面全体と足裏に少し多めに刺して、遠赤グッツ等で覆って遠赤マットで体を温めていきました。

　その流れで付き添いで来られた方にも<波動>の体験をしていただきました。本人はそう言われたらという感じでしたが「実は私の姉で看護師です。８月ごろから病院で手当てを受けているがなかなか良くならないので、教え子の母親に相談したらそれなら田久に行かれたら早いよ」といわれたそうです。

　教え子の様子は和白のときから見聞していたのでそれなりに知っていたようですが、看護師の姉にどう紹介したらと思案されていたようです。一通りの手当てが終わり、付き添いの方に<瀉血>の一点を探す手伝いをしてもらいました。ツボのところと外れたときの感触を体験していただきました。

　ツボの一点から<瀉血>してベットでの調整が終わり、立っていただくとスッと立てたことに驚いたのか声も出ませんでした。他の器具にも入っていただきましたが、足取りも軽く一通りの施術が終わって、最後に確認したら判定の指はしっかり反応していますが、本人は半信半疑でした。

　今回の一回だけの施術で来なくていいですという言葉にも、声も出なくなっていました。駐車場から車に乗り込みましたが、足取りも軽くなり、どんな感想を言ったらいいのか、看護師の立場でこうした状況はあまり見たことはないでしょうし、驚いた表情で帰られました。

　何度も病院で手当てをしてもらっていたのに、一鍼灸師の鍼でこんなことが出来るなんてという感じでしたし、からだ全体がとても軽くなりましたともいわれず、ただ頭だけ下げて帰られました。

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随分元気になりました