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45年ぶりの再会

          45年ぶりの再会

 小倉の皇法健康所で<吸い玉治療>の手伝いしてくださっていた方が、資格がないと本当の治療はできないといわれたようです。そう言われた中で、私が単身赴任で大阪の「人間医学社」で働きながら、住まいは社内の寮に住み、食事も健康に対して理の適った食事をいただきながら、鍼灸学校に通った後を踏襲するように、私の口利きもあり入社させていただきました。

 そこで働きながら受験し、合格して同じ鍼灸学校に通って、無事卒業し鍼灸師の国家試験も合格し、地元飯塚に帰ってきて鍼灸院を開業しました。後輩が開業してということで、私はその時すでに和白で皇法健康所を開所していたので、ライバルではあるがお祝いを妻と一緒に持参しました。

 開所はしましたが地域的なものがあったのか、一年でそこを閉めて病院のリハビリコーナーの鍼灸担当者として、定年まで勤められました。今回は私の妻に生前随分お世話になったので、旅立ちしたという知らせを聞いて直ぐにでもと思いながら、コロナのお陰で2年近くモヤモヤしていたようです。

 ようやく気が熟したのか「旅立たれた奥さんのお参りに行かしてください」とメールが入ったので、ゆっくり時間を取ってお待ちしました。ナビで来ると思いますが、まだ登録されていないだろうからと娘宅の住所を教えお待ちしました。車のプレーを見たら筑豊が見えたので、駐車場に案内しました。

 久しぶりですが若き頃の面影もあり「いくつになった」と聞いたら「古希になりました。生前奥さんに随分お世話になっていたので早くと思いながら、ようやく来れました」といわれました。

 積もる話もありましたが、私が田久でしている施術メニューでの体験をしていただきました。病院では「軽くなりました」といわれるような施術が基本のようです。限られた時間の中で多くの方を診るので、それなりの工夫が要ったようです。

 私の施術は傘寿を迎えたこともあり、ゆっくり時間をかけて=心身とものリフレッシュ=を基本にしていきながら「人を癒して癒される」という基本理念にもとずく体験をしていただきました。本人が「自分は人を癒してあげることはできるが、自分のからだのケアーをしていただけるところが、車で来れるところに来ていただいて嬉しいです」といわれました。

 一通りの体験をして次回の予約を入れて帰られたので、それなりに納得されたようです。古希の年と傘寿の年の手合わせで、お互い元気に少しでも皆さんのお役に立てればと改めて決意しました。

 

 

皇法健康所

〒 811-4175

宗像市田久5-28-19

TEL:090-1774-1057