全身がだるくて重たいです

　前日の娘さんに続いて母親が来られました。カルテに気になる症状「腰の痛み・肩こり背中の痛み・頭痛・右肘(テニス肘)の痛み・下肢の浮腫・左ひざ関節の痛み・右ひざは手術と書かれていました。

　それはそれとして中学校の体育祭のリレー選手となったのに、走れないと落ち込んでいる様子を見られて部活の教諭が「自分もそうした生徒たちを多く見てきましたが、以前なら和白、今は田久に行かれたらきっといい状態で走れると思います」と勧められて娘さんが来られました。

　その結果の報告があり「田久から帰るときは何事もなかったようにさっさと歩けていましたし、リレーの選手としてシッカリ走れていました。先生から聞いて子供を連れてきて良かったです。その流れで今度は私を診て欲しいです」といわれました。

　かなりの症状を書かれていたので「お仕事は何をされていますか」と聞くと「リハビリの仕事をしていて毎日が大変です」という話を聞きながら<波動診断>で診ていくと、とにかく腰を何とかして欲しいですということになりました。そのためには土性の脾臓・胃の力をつけてください、仕事柄つい相手の領分まで入っていくきらいがあるようですから、これからは「できるところまではさせていただき、それから先まで入らないという決断と勇気が必要ですね」と話しました。

　この診断で自分が今一番気になっていたことを指導いただいたことで、不思議そうでした。それではと顔の調整からしていく中で、スッキリした笑顔が出るようになり、こんなこともされるのですねと変化していく表情を嬉しそうに眺めていました。

　事前が終わり通常の施術をして、置鍼は伏せた状態で肝腎かなめの腰を中心にして、全身をトータルに刺していきました。仕上げの<瀉血>は頭部と顔の腰に関係し眼がスッキリのツボを左手の薬指で探して処置していきました。

　それが終わっての感想は「頭部のスッキリ感・目がはっきり見えるようになりました。人のお世話はしていますが、これからは自分のために時間作ってからだの調整に来たいと思いますので宜しくお願いします」と足取りも軽く帰られました。

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