鍼灸師の試行錯誤
私が和白から宗像の田久に来たことで「飯塚からは随分近くなりましたし、一度新居のお祝いと旅立ちした奥様のお参りに行かしてください」といわれていました。しかしコロナがということでなかなか来られる機会ができず、ようやく新築落成して8カ月の5月にこられました。
私自身も本人に会ったのは何十年ぶりですし、大阪の鍼灸学校の後輩でもありどうされているかと気にはなっていましたが、ようやくそうした思いの気が熟しました。本人は70歳になられていて、今は訪問専門鍼灸院の鍼灸師として仕事をされています。
人の施術はして上げられても、自分をしてもらう人もいないし、これからの仕事として何か新しい施術等を学びたいという思いも出てきたのか、何回か予約を入れて来られました。病院で鍼灸師として仕事はしていましたが「楽になりました」という言葉は、施術後良く聞いていたようです。
今回、田久に来て自分が気になる右腰の痛みをどうして取るのか、勉強にもなり興味も出てきて何回が続けられました。最初は挨拶代わりでしたが、二回目はそれなりのアイテム<皇希水・リペアクリーム>の使い方を説明しながら、企業秘密的なことまで説明して体験していただきました。
帰るとき「このスッキリ感を体験したので、自分もそれを使って施術して、皆さんに喜んでいただきたいと思います」といわれました。自分が受けたから、持ち帰られて奥さん等に見様見真似でされたそうですが「それが何!」と反応があまり良くなかったようです。
3回目に来られて、初めて「施術後のスッキリ感を体験しました、長い間腰痛のために鍼をしたり灸をしたりしていましたが、今一つの状態でした。今回、これがスッキリ感かという体験を通し、筋肉を解すアイテムの使い方を直に教示いただいたので自分なりに使って施術してみます」といわれました。
70歳を迎えても仕事に対しての意欲を持たれている姿を拝見しながら、アイテムも使い方等の教示を真剣に聞いてそれをしようという姿を嬉しく思いました。
本人が「僕が今こうして元気に仕事ができているのは、先生のおかぁさん・おばぁちゃん先生(ハッスルばーちゃん)に、若い頃直々に指導いただいたことが役に立っています。田久でまたこうして指導いただけることを改めて感謝しています」と述懐されていました。
後輩が久しぶりに来られて、鍼灸師として=スッキリ感=を体験し、一人でも多くの方に喜んでいただけるような施術をしたいという意欲がありますし、私ができる応援をしてあげたいと思いました。
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