右頭部・右わき腹が痛いです

　前回訴えた症状の経過報告もなく「今日はここが痛いです」といわれるので「前回の経過は・・」と聞くと少しいい感じですが「それよりも今日はここが痛いです」といわれていた方が、最近は「少し・・随分いいのですが、今日は頭部と右わき腹が痛いので宜しくお願いします」といわれました。

　前回右わき腹を集中してしたことで、そこの症状が良くなって、右頭部の痛みが出てきたようです。本人が「以前も右頭部が痛くなったことはありましたが、あちこち古傷や痛みが出てきたので、治ったのかと思っていたら田久に来るようになったら、そういえばこんなところも痛かったと思い出すことが次々出てきているようです。

　今回も前回の右わき腹をしっかり施術してもらったので、右後頭部の痛みを思い出されたようです。伏せた状態で頭部を診たら、ブヨブヨした感じですし、今日は伏せた状態で頭部にしっかり置鍼して気になる症状を何とかしてあげたいと思いました。

　何となく、受ける人とする人の気持ちのすり合わせが良くなってきた感じがしてきました。頭部に集中的に置鍼して、その流れの中で水性の膀胱系、木性の胆系の気の流れを活用して、頭部の気の流れをスッキリしてあげたいという思いが出てきました。

　置鍼したあとはぐっすり一休みができたのか、顔色も良くなっていました。置鍼した後の気になる頭部のツボを探して<瀉血>をしていきました。それをしながら本人の症状を診ていたら「そこそこそこが気になるところです」という感じに診て取れました。

　前回右わき腹から<瀉血>をしましたが、頭部との流れからみて再度しました。一連の施術が終わるころ「頭の痛みが取れてスッキリしました。ようやくこうした気持ちになれました。痛み等をそれなりにしていたのが、田久に来たことでそういえばというところが次々に出て来ましたが、今回の頭部のスッキリ感は最高です」と嬉しい感想を聞くことができました。

　施術後の話も「何となくやり過ごしていたことが、少しづつ片付いて行っている感じを嬉しく思います」といわれました。いい感じを本人が感じられるようになったことを嬉しく思います。

"ブログ"の関連記事