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夜が眠れません

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 父親の初盆があり、その時に財産分与等の話し合いが行われることになっている方がいます。残された母親は弟さんと暮らしていますが、双方とも病気がちで日常生活もままならずの状態のようです。

 長男としてどのような話し合いに持って行ったらいいのか、施術に来られ相談を受けていたので、今できることを<波動診断>で診ていき対応はしていました。初盆に皆さんが集まるし今後どうしたらいいのかと、施術前に診ていきましたがご自身の気持ちがはっきりしていない状態が見られました。

 そのした時「実は最近よく眠れないで、朝起きるのがとても辛いし、スッキリ起きれないので困っています」といわれたので<波動診断>で診たら、頭部がスッキリしていないし、水性の腎気が落ちているので寝ていても色々と考えて熟睡されていない状況が見られました。

 からだの心身ともの気を調えてから再度診ましょうということで、先ずは<顔の整顔>から入っていくとすっきりしてきました。その後はからだ全体に<皇希水・リペアクリーム>をしっかり押し込んでいくと、あちこちとこっていたところが解れてきました。置鍼は仰向けでしましたが、それが終わる前にこの方らしい寝息が聞こえてきました。

 ご主人が施術して一寝入りしている時、奥さんは先日された=病と縁切り=した天壇で、灯をつけてお参りされていました。何か意図することがあったのでしょう。

 ご主人は仕上げで頭部から<瀉血>しましたが、これだけたまっていたら熟睡は無理だったでしょうというものが出ていました。奥さんもそれを見て「やはりいろいろと考えていたのですね」と理解を示されていました。

 奥さんはお参りが終わった後、何か意図することが見つかったのか、ご主人が先ほどまで相談事を書いていた用紙のスペースに何か書かれていました。施術を終えたご主人がそれを見られて、何かほっとされたのかそれを含めたことでの取り組みを考えて<診断>していきました。

 すると自分たちが今まで学んでいたことを母親を通して実践し、旅立ちを心置きなくお見送りする機会が来ているし、母親に初盆供養の折に「思いを聞かしていただき、それに基づいた親孝行をさせていただきたいと思います」という決心がついたようです。

 その方向性をお二人で確認し、今できる親孝行の姿を子どもに実践を通して見ていただく大切なときだという気づかれたようです。お二人が「お盆前の祭日に、今後のことを考えるいい機会が用意されていたのですね」と顔を見合わせてほっとされて帰られました。

 

 

 

 

 

 

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