足の親指の袋が破れました
高校でバレーボールをされている男子の母親から久しぶりに「いつもお世話になっています。最近は体の不調もあまりなく過ごしているのが何よりです。間もなく私学大会があります。そこで2日目に勝ち上がりたいので、田久に行きたいといっていますので施術お願いします」のメールが入りました。
その時間待っていたら、左右ともシューズの後側を踏みつけて、何となく歩く姿が足を引きづって歩いている感じに見えました。それを見て「どうしたのかなぁ」と聞くと「親指の豆の袋が左側が破れて歩くのが痛いですし、右は破れてないけどふくらんでいます」といわれました。
それはそれとして<波動診断>で診たら、左右の肩と膝から下を何とかして欲しいということになりました。直ぐにベットに上げて伏せた状態で診たら、左は袋がすでに破れて中身が見えていました。そこで<皇希水・リペアクリーム>を患部に押し入れていくと、次第に腫れが取れてきました。
本人も何となくほっとしていましたが、試合に出れる状態にしないといけないので、押し圧するのにすこし時間をかけました。何となく傷口の腫れが取れて、痛みも薄らいできた感じですから伏せた状態で施術をしていき、置鍼を体全体と左右の足の親指に刺していきました。
気になる患部に刺したらかなり大きな声が上がっていましたが、即行で治すにはこれしか方法はないことを本人も自覚しているようで、大声を上げながら耐えていました。
とりあえず置鍼と遠赤のアイテムの中でしばらく休んでいただき、刺した鍼を除けていきました。その時も声は出ていましたが、本人が「最後は患部から<瀉血>をするのですよね」「そうですね、そうしないと明日は無理やろう』「そうですね」という会話が続きました。
本人はそれをしてもらう腹積もりはしているようですが、深呼吸したり、傷口を見たりしていましたが「一カ所だけするので自分の指で探して強いところから抜きましょう」と折り合いがつきました。
押さえたところはなかなか微妙な所でしたが、そこから<瀉血>しました。大きな声が出ていましたが、皮も厚くなかなか絞り出すのに苦労しました。しかし次第に出るようになり一段落しました。
それが済んで再度<皇希水・リペアクリーム>を押し入れていくと、声は出なくなり、傷跡の腫れも治まり、押さえても静かになりました。仕上げのコンセランにもかかりましたが、痛みもなく時間いっぱいできました。それが終わって歩いていただくと、最初はこわごわでしたが次第に床に足裏がついて歩きだしました。
帰られてからのケアーの仕方を指示しましたが、本人的には来たときとは全然違った感触で、笑顔を交えながらの話ができました。同行された母親もその姿を見て、ほっとされた様子でした。駐車場まで送って出ましたが、歩くのに力強さが出ていました。
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