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山に登りたいです

        山に登りたいです

 40歳代半ばの女性が山に登りたいということで、国内で近くの山に登られていました。コロナ解禁ということで「6月にマレーシアで一番高いキナバル山(4095m)に登ってきます」といって、五月の連休頃から田久に体の調整に来られていました。

 会社は一週間くらい休むことになりますが、それは認められたようです。それから近くの山で体力づくりをしたり、予防注射をしに行ったりしていました。

 今度はどこに登るのですか聞いたら「アフリカのキリマンジャロ山(5895m)に登りたい」といわれましたが「酸素ボンベなしで登れるギリギリの山ですが、肩には10キロの荷物をかつがないといけませんので、かなりハードになると思います。そのために体調を今まで以上に整えないといけません」

 9月に入りいよいよアフリカに行きますのでと体調を整えに来られましたので、筋肉の疲労回復のために毎日、ふくらはぎをはじめ気になるところに<皇希水・リペアクリーム>を押し入れてみてくださいと話しました。
 一週間の予定で行かれたかなと思っていたら「無事帰国したのですが、膝は痛いしからだ全体か辛いです。施術していただける時間があったら入れてください」とメールがありました。

 来られたので状況を聞いたら、毎日山を1000m登って山小屋で一泊という行程で、本人は5600mのところで血中の酸素濃度が50%を割ったのでそこでリタイヤしたが、登山証明はもらえることができたようです。

 時差もあり、高度での体調変化もありだったが何とか帰国して我が家に帰ったら、登山中は風呂も入らずで着の身着のままの状態だったので洗濯物も結構ありで、とにかく帰ってからの方が大変でした。この状態ではやばいと思って、急いで田久に来られたようです。

 先ずは全身に<皇希水・リペアクリーム>を押し入れていきました。からだ全体が浮腫んだ状態でしたが、それをしたことでしわが出てきました。それから軽く通常の施術をして、最終仕上げで顔と頭部から<瀉血>をしました。

 頭部からは、カット綿が間に合わないほどに噴き出てきました。今までいろいろな状態を見てきましたが、気圧の影響もあったのでしょうが、よくもまあという感じでした。その処置をしたことでようやく我にかえって色々と話をしてくれましたが「頭がすっきりしてきました、からだが軽くなりました」と感想をいわれていました。

 本人は「無理をして登ってきても、田久があるのでそれができます。これからは高い山ではなく、低くて厳しい山に挑戦したいと思いますので宜しくお願いします」といわれました。
 偽らざる気持として「そうまでして山を登りたいですか、私には考えられません」と思いました。

 

 

 

 

 

 

 

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