大きな体をどう使う

　　　　　　　　　大きな体をどう使う

　三桁の体重の方が定期的に来られるようになりましたが、その都度からだの動きが良くなってきています。最初の頃は足許がふらついていた感じでしたが、最近ではしっかり足が床等を確り踏んでいる感じが見えるようになりました。

「今回は仕事の関係で右肩・右ひじが痛いのですが、何とかそれを良くしてください」と申し入れがありました。伏せた状態で右肩の服を取っていただき、下着の状態で<皇希水・リペアクリーム>をしっかり押し込んていきました。それをしながらどれ程浸透していくのかなと考えながら、事前の手当てをし終えて本人に聞くと「肩の動きが楽になりました」といわれました。

　右ひじにも同様の処置をして、屈伸したら曲げやすくなっていました。それが済んでから通常の施術をしていきましたが、伏せた状態で置鍼をしました。今までの感じはからだがそれなりに腫れていたのか、本数が足りなくなるのではという感じでした。今回はそういう気持ちにもならずにできました。

　本人が「少し体重が増えましたが、血液検査ではワンステージアップッぷしましたねと医師からいわれました。いつもぎりぎりでなんとかしないと、といわれてのでほっとしました」といわれました。

　気になる右肩と右ひじから、置鍼後<瀉血>をしましたが、かなり絞り出すための工夫をしながら処置をしました。次は仰向けで顔と頭部から同様の処置をしていきました。本人はそれをした後のスッキリした感じを何度も体験しているので、お任せしますという感じでした。

　頭も目もスッキリされた様子でしたが「右肩はいかがですか」と聞いたら、手を動かしながら「全然楽になりました、ひじも違和感がありません。これで仕事が楽になります」と話す言葉のトーンが少し上がってきていました。

　全ての施術が終わり「家でできることとして何が」といわれたので「先ずは<皇希水・リペアクリーム>をおなかに、しっかり押し込んでみられたらいかがですか」と話し、それをカウンセリング付きで教示しました。すると「油のまいたこのおなかにしてみます」といわれて練習していました。

「今回教示してもらったことを、是非気になる母親にしてあげたい」といわれました。回を重ねるごとに、新しいことに挑戦していこうという姿勢が見られますし、しっかり応援してあげたいと思います。

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