還暦記念に100キロウオーク
6年前和白で仕事をしていた時に、一人の女性が行橋から別府への100キロウオークに出場するからということで、事前の調整に来られました。その後には事後の調整に来られ、道中の様子を聞いたことがあります。
コロナの関係でこの催しも中止になっていたが、再開されたようです。そうしたら友達から「還暦を迎えた記念に出場しよう」と誘われたそうです。前回のことを思い出したらあまり気乗りもしなかったようですが、お付き合いで出るようにしたそうです。
事前の調整に来られ、前回を参考にされてそれなりの用意はされたそうです。大会当日はお昼の正午に出発されて、明けた日の午後2時までが到着制限時間ということだったようです。
久しぶりの大会でもあり、参加者は3000名もいるということを聞いて、友達と一緒にスタートしたが、スタート地点から国道10号線に出るまで大変だったようです。
何とかスタートできて、久しぶりに友達と話をしながら歩き始めたようです。追い抜かれたり、追い抜いたりと日のあるうちは気持ちよく歩けていたようです。そうしたら夜になってきて雨が降り出し、カッパは用意していたので着たが次第に体が冷えてき始めたようです。
からだを温めるようなものは用意していたが、それを飲みながら筋肉ほぐしアイテムとして持参した<皇希水・リペアクリーム>を折々押し込んだようです。ゆっくりしたら友達との距離があいてしまうので、充分時間は取れないまま歩いたようです。
途中何度も、還暦の祝いに何でこんなことをしなくてはいけないかという思いが、頭をよぎったようです。こんな友達との付き合いはこれが最後にしたいという思いの中、夜も歩くわけですから睡魔も来ますし、友達の様子を見たらそれなりにしっかり歩いていて、何度もやるせない思いがしたようです。
雨に打たれるので次第に寒くなり、喉が痛くなり、声も出しにくくなったようです。それでも棄権するわけもいかず、夜通しただ黙々を歩いて行く中で朝を迎えても、ゴールはまだ先ですし、次第に口数も少なくなりただ歩きに歩いて何とかゴールに着いたようです。
還暦記念としての100キロウオークも無事完歩できましたが、喉の痛みを感じながら、日豊線の列車に乗って何となくほっとした気分で自宅に帰り着いたようです。よくもまぁそんなことをするなぁという視線を感じながら、風呂に入ってほっとしたそうです。
それから何とか自分なりの手当てをして田久に来られて施術を受けて帰る時「辛かったのどの痛みが取れました。ここがあるから何とかなるかと思って歩きましたが、こうしたことは今回を最後にしますのて」といわれて、笑顔を見せながら帰られました。
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