気をゆるめずに最後まで
医療関係で働いている方が「左手から肩にかけてが痛い」ということで、田久に来られるご縁ができました。前回帰られるとき「手が楽になりました」と喜ばれていましたが、その喜びもそれほど続かなかったようです。
しかし、施術を受けたことで、手が楽になったという体験は自分が働いているところでは、今までなかったが、わずかな時間であってもこうしたことを体験したことがとても嬉しかったようです。今回も気になる左手と共に右手にも<皇希水・リペアクリーム>を押し入れていくと、芯部にも届くのか全体的に解れてきました。
本人に「病院でこんなことはあるのですか」と聞くと「一つのの流れがあるので、ゆっくりしてあげられることは考えられません。ここに来たらそこがというところをしっかり解していただけるので、このままお任せしたらきっと良くなってくるという気持ちが、一回ごとに強くなってきています」といわれました。
今回は背面での仕上げという感じで、事前の処置をして伏せた状態で置鍼をし、仕上げの<瀉血>を波動診断図で診ていくと、力こぶのできる一点と眉毛となりました。それをしていくと深部がほぐれてきたような感じになったのか、ほっとされていました。眉毛のときはそこもあるのですね、後は仕上げが楽しみですという感じが見えてきました。
ベットでの仕上げ、コンセランでの調整を済ませて、最終チェックをしていくと「5回でなんとかしましょうと最初に言われましたが、気持ち的には間もなく頂上です。何とかなるという気持ちが強くなってきています。医療現場の自分が、こうした気持ちになってきていることがとても嬉しいです」といわれました。
3月中の5回目の仕上げの予定の日の予約を入れて帰られました。自分たちの現場では考えられないようなことを、ここで体験していることが嬉しそうでした。この喜びも本人の胸のうちにしっかりおさめて、日常の仕事ができることを楽しみにしているようでした。
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