何とか目途が付きました
医療関係者の左手の痛みを何とかしてあげたいと取り組みました。目途として5回で10日に一回のお越しをということで施術が始まりました。こられたときはその痛みが全体に広がり、自分の持ち場で治らなかったら、外科で診てもらったらどうかなといわれていたようです。
最初の施術で「痛み始めた頃のカ所にまとまった感じになりました。この状態を体験したので何とかなるのではないかという気持ちになりました」といわれました。3回目、4回目の頃には「多少痛みがあるが筋肉圧縮器に入ってもこれが気持ち良くなりました」といわれました。さらに痛みを感じない時が出てきたようで、仕事場においてもそれなりにできるようになりましたといわれました。
一応約束の5回目に来られましたが、まずは<皇希水・リペアクリーム>を伏せた状態で左手の肘から肩にかけた押し入れていくと、何となく芯の硬いところにあたると「痛いです」といわれますので、さらに入念に押し入れていくとその状態が次第に解れてくるのを本人自身が感じられていました。
自分たちの持ち場では、患者さんが多いのでこういう時間のかかる取り組みはされないのではないかかと思いました。田久ではそれができるので、患部を含め、施術しやすい体づくりのためにこの時間を大切に使っています。
それが一通り終わってから、通常の施術をして置鍼を背面にして<遠赤の温めセット>で体全体を覆って深部を温めていきました。今回は仕上げという感じでしたから、波動診断図で診て頭部、左手の患部、さらに心包経の手のひらの薬指の付け根から<瀉血>をしていきました。
本人に経絡の流れがあり、患部も大切ですが末端の気の流れとしてここを使いましたと説明したら「あらそうですか」という感じでした。それらの施術が終わりコンセランにも入りましたが「これが気持ち良くなった来ました、最初は辛くてやめてくれといいたかったです」ともいわれました。
すべてが終わり「日によって痛くない時が出てくるようになり、それが少しづつ長くなってきています。来月からもシフトとの兼ね合いもありますが、もうしばらく続けてくるようにしますので宜しくお願いします」といわれて帰られました。
患部だけの取り組みではなく、経絡の流れを使っての置鍼や<瀉血>にも、何となく興味を持たれてきている感じを確り見守っていきたいと思います。
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