手が挙がりません

　　　　　　　　　　　　手が挙がりません

　前回来られたのが２か月前ですが「久しぶりに気持ち良く手が挙がります」といわれました。今回何とか診て欲しいといわれましたが空いた時間がないので、一応ご主人に連絡しました。既読となりましたので、それで対応していました。

　そうしたら夜にすいませんどうしても行けなくなったので、次回の予約をしておきますので宜しくお願いしますと公式lineにメールが入りました。午前中に言われていた時間にキャンセルが入りましたので、よろしければお二人入れますがと連絡しました。その返事もややしばらくして「よろしくお願いします」と連絡がきました。

　その時間に待っていたら、渋滞で予約の時間に着きそうにありませんと連絡がきました。二人ができる時間が一人だけという形で施術をしていきました。この方とはなかなかスムーズにいかないことが多く、今までの流れから今回は二人が入れるのかなと思いましたが、それができませんでした。

　奥さんだけお願いしますといわれて、旦那さんは別の用事で出かけられました。奥さんは「また手が挙がりません」といわれました。何でというくらい顔色も良くないし<波動診断>で診たら、上焦部が良くないとなったので、すぐにベットに上げて気になる手に<皇希水・リペアクリーム>を押し入れていくと、手の動きが良くなり、顔色は良くなってきました。

「どうしましたか、手が挙がっていますよ」というと不思議そうでしたが、それに対しての喜びの声がかけられない感じの奥さんでした。それはそれとして一通りの施術を終えるころに旦那さんが来られて「毎日手が痛い痛いというので、何とか時間を取ってもらいました。それでどうですか」と聞かれたので「手はあがりますし、顔色も良くなってきました」と話しました。

　奥さんは「ここにきて良かった、手が挙がるようになった」という歓びの声を旦那さんにも言えない方のようでした。痛いときはしっかり言われるのに、良くなった時にそれを伝えられないでいる様子を拝見しました。

　帰られ時の駐車場の車までの夫婦の会話を聞いていたら、来られるまでの良くない症状はいろいろ言っていましたが「田久に連れてきてもらったら、手が挙がるようになってよかった」という会話は最後まで出ていませんでした。次回来られる機会があるときは、どういう対応をしてあげたらいいのかなぁと思いながら、見送りをさせていただきました。

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