ご利用くださって30年経ちました
教職員の異動の時期が過ぎてからだの調整に来られた方に「異動はなかったのですか」と聞きますと「今年度で60歳の定年を迎えますのでそのままです」といわれました。
「もうそんなお年ですか」と問いただしたら「和白・皇法からのご縁で30年になります、先生も30年歳をとられたのですよ」といわれました。
そういう私は80歳で新築の家を建てて、その中で一人で暮らしながら定年もなしで、未だ現役で仕事をさせていただいていることに感謝しています。
この方は、今は小学校の校長をされていますが、出会った頃は中学校で男子バレーボールの指導をされていました。その頃は土・日・祭日もないほど部活が行われていました。奥さんがご縁あって来られたとき「うちは週末は母子家庭です」といわれましたが、その意味が分かりませんでした。それも間もなく、部活動で帰りも遅く、休みは朝から練習・試合で家にいないということが分かりました。
和白に来られるきっかけは奥さんがぎっくり腰で出勤のための朝食が作れず、食事なしで出校されたようです。放課後早めに帰って、子どもたちの食事の用意をせねばと帰宅したら、奥さんが台所で食事の用意をしていたそうです。
「どうしたのか」と聞いたら「同僚から和白・皇法を聞いて何とか車で行き、施術を受けたら痛みもなくなり、夕方の食事の用意も確りできてお帰りを待っていました」「そんなことがあるのか、ぎっくり腰になったらなかなか大変で皆さん困っているのに」「それが私がそこに行ったらこんな感じで食事を作れました」と話されたようです。
それからご本人がねん挫したので病院に行って検査してもらい、固定を断ってこられました。多少痛かったと思いますが、その日にある職員のバレーボールの試合に出たり、審判したりと大活躍をされたようです。本人が体験されたことが良かったようです。
それから部活の生徒が故障したら「和白に行ってみなさい」ということになり、帰ってきたときは何ごともなかったように練習ができていたようです。この先生のお陰で、バレーボールの関係者の生徒・教諭が次々来られるようになりました。
この方のご縁で多くの方たちがこられるようになり、中体連のときは健康所は各学校の生徒たちでごった返していたこともあります。こられたときは辛そうでしたが、帰るときは元気な声で「ありがとうございました」といわれて帰られていました。
この方の理念が「故障していくところは沢山あるが、故障しないからだを作ってもらうところとして利用させてください」といわれてから、30年という歳月が経ったのかと感慨深いものを感じます。
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