手を骨折したのですが・・

　携帯電話が入り「手を骨折したのですが診てもらえませんか」といわれました。どなたかなと思い出せなかったのですが、旅立ちした妻の同級生の娘さんでした。和白で来られたのが３０年くらい前で、高校生で空手をしていて腰が痛くなった時に、一度来られてスッキリ良くなったということで、それ以後は来られてなかったようです。

　次に来られたのは結婚されていて、体調がすぐれないということで旦那さんを連れて来られていました。それが１６年前で、結婚されて千葉県にいた頃のようです。そのときも帰るときに旦那さんに「不思議やろう、なぜかしら一度ですっきりしたやろう」と話していました。

　今回は自転車でこけて、右手薬指の第３節を骨折したので病院で手当てをしてもらっとているが、腫れも減らないし、骨のくっつきが悪いからといわれて、ワイヤを入れられたようです。そうしていた時に思い出して携帯から予約の申し入れをされたようです。

　来られたので見たら、しっかり固定され、さらに手の甲の全体が腫れていて、もう一度手術をするかしないかというところで来られたようです。
　まずは<皇希水・リペアクリーム>を押し入れていくと、手の甲や指の腫れが取れてきたのを確認してもらいました。不思議そうでしたが、何となく納得されていました。

　事前をすませて、そのままの状態で全身に置鍼して、手の患部には<遠赤の温めセット>を使って右手全体を覆っていきました。それが終わって人差し指・中指・最後に薬指の先端・第２節と手のひらの中指から<瀉血>をしました。さもありなん状態のものが出ていました。

　それだけの処置でしたが「手が軽くなり、指が曲がりやすくなりました。サポーターも要らない状態になりました。固定されて動かしてはいけないといわれましたが、この感覚は以前体験していて「固定せずに無理せずに過ごしていけばいいのではないかという感じになりました」といわれました。

「娘のブログやラジオ放送は聞いているので、何かがあったらと思っていました。この感覚は固定していたらわかりません。田久に来て手が軽くなり、指が曲げやすくなったということは、たぶんお空の方のお導きでしょう」といわれて帰られました。

　施術後ご本人から　久しぶりに先生の柔和な笑顔とエネルギーに触れられて幸せでした。
指先にも少しエネルギーが行くようになりました。気が針金があるところで引っかかって滞っていたものが、全体に流れちだしてきて、身体が楽になりましたと報告がありました。

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