全身がだるいです

　久しぶりに予約のメールか入ったので、何とか時間設定してお伝えしました。本人がその旨を奥さんに伝えたら「その日は水曜日で休診ですよ」といわれたようです。しかし「今年は奥さんの父親の初盆で長崎まで行かねばならないので、予約受付していただいて良かったです」といわれました。

　電気店の販売員をされているようで、今年のように暑いと、クーラーの発注が多くなり、その作業員の手配をするのも立場的に大切なようです。クーラーは金持ちの贅沢という時代を過ごしてきた私たちの年代では考えられないのですが、まず新築の家ではその設備の一部にきっちり設置されています。

　日本の避暑地として、夏は北海道の別荘で過ごされていたのが、今では暑いのでかく家に冷房が設置されるようですから、時代も変わってきました。冷やし過ぎはからだに良くないからと、うちわや扇風機で過していた時もありました。

　今回の方も人を手配する立場の人ですし、帰宅する時間が夜遅くになり、汗はかいているし冷たいものを飲食して就寝するようになったようです。何となく疲労の蓄積が多くなってきたということで、ない時間を何とか割いてこられました。

　からだ全体は冷えていますし、体も固くなっていましたので<皇希水・リペアクリーム>を背面全体に押し入れていくと、次第にからだが解れてきて、施術する私にとっても嬉しい感じになりました。田久での施術の基本が、最初に十分解してあげて施術をし、置鍼等の仕上げをしてから、再度<解しのアイテム>を使って仕上げるというスタイルが出来あがってきました。

　皆さん方の疲れた状態を静かに見守っていたら「こうしてあげたらどうですか」という感じることが増えてきました。もしかして<気は入れても手を抜くな>といわれた、旅立ちした方のことばを何となく感じるようになったという思いがします。

　施術が終わり一息されて、ゆっくりと話ができるのも、ほっとした一息が付けて来て良かったといわれる方の表情を拝見して私がほっとします。見送りに出ようとしたら「もう外に出てこないで結構ですから」と室内から「気をつけて帰られてください」と言葉かけをするこの頃です。

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