背の低い方が三度目来られました

　　　　　　　　　背の低い方が三度目の来訪

　10日に一回お越しくださいということになっていますが、その送迎を担当されている方が今回も来られ「自分の用事もありますし、施術終わる頃に迎えに来ます」といわれてでかけられました。

　本人が「何となく姿勢が良くない感じですし、腰が次第に曲がってきているようです」と自主申告されました。それを聞き<皇希水・リペアクリーム>を仰向けの状態で全体に押し入れていきました。すると楽になるのはわかるようで「何かいい感じです」というコメントが増えてきた感じです。

　以前もこうした状態だから、いいと聞いたところには数多く行っていたようですが「ここみたいに続けてこれたところはありません」といわれました。伏せることができないので、仰向けでできる施術をして置鍼をしたら、お任せしますという感じが出てきてぐっすり一休みされるようになりました。

　仕上げの瀉血よりも<筋肉ケアー>を主体でしていきました。本人もそれをしたことで自分自身で動く範囲が広がってきていることを実感されてきたようです。声掛けは「ハイ息を吐いてはいて」ですがそれにしっかり対応できるので、本人が一番わかるようです。

　前面で肩と首・手全体・骨盤の調整・左右の足もしていき、ベットで座っていただき、足の屈伸をしたらシッカリした感じになってきました。ベットから降りて歩かれ「随分楽になりました」といわれましたが、歩幅が狭いので、私の方が「そうですか。それは良かったです」といっていました。

　迎えがくるまでいろいろと話ができましたが「私は運転免許書を持っています。今まで無事故無違反です」といわれました。自動車教習所に行かれていた時の話を聞きましたが、担当された先生の方がオロオロされてとても気の毒でしたといわれる姿の中に、この方の生き方のすばらしさを学びました。

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