胸が苦しいのですが

　　　　　　　　　　胸が苦しいのですが

　久しぶりに来られて「みぞおちから胸にかけてが苦しいです。何とかしてもらえませんか」といわれました。月一回来られている方が少し遠のいているがと思っていたら「いつでもいいですから、空いた日の空いた時間に予約お願いします」と緊急を要するlineが入りました。

　６０歳代の半ばに近い方ですが、採用更新の試験があったり、年度末での異動候補になっているのか等、何となく気が晴れないような状況が続いていたようです。そうした懸案の状態は何とかクリアーしたのかという状態になったら、一気に疲れが出たのか「みぞおち周辺が苦しくなって毎日辛いです」と顔色も良くない状態で来られました。

　先ずはベットに上げて伏せた状態で<皇希水・リペアクリーム>を使って解しをしていき、特にふくらはぎの固さが気になったので、少し時間をかけました。それをしたことで肩のコリも取れて何となくほっとした感じが見て取れました。

　背面の調整と施術を終えて、仰向けで置鍼をしていきましたが、気になっているところが冷たくなっていたので<ラフマの敷布>を当てて、より温もりを入れる手数をかけました。それが終わってしばらくしたらぐっすり眠られていました。本人が「今まで鍼をしてもらってもあまり寝ることはなかったのに、今日は気持ち良く眠れました」といわれました。

　それが済んでから、気になるところから<筋肉ケアー>をしていきましたが、肩と首のところからしていくと「凝り固まっていた感じのところが解れて、首が左右に触れます。これも不思議です」と、次第に気持ちが乗ってきました。

　肩の解しを兼ねて手からケアーしたら「肩が軽くなりました」と少し笑顔が見られました。気になるみぞおち近くは足や腰を使って、経絡的に診て長いところをしっかりとケアーしていくと顔色が出てきましたし、仰向けで足を動かしてもらうと「足が軽くなりました、今までとは違った体の軽さは何ともいえません」といわれました。

　ベットから足を下ろしての調整が終わって床を歩いてもらったら「足が軽くなりました、胸のつかえも取れました。からだのコリ痛みが消えました」と、血色も良くなり、鏡を見てもらったら「肩がスッキリ、姿勢が良くなりました。自分の体がこんなに軽くすっきりしてきましたので、年度末の大仕事も何とか気持ち良くやり過ごすことができます」と笑顔が見られるくらい気持ちがよくなったようです。

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