顔の右側マヒ状態

　　　　　　　　　顔の右側マヒ状態ですが

　中学生がおばさんに連れてこられました。症状は「数週間前から顔面マヒになっています。ウィルスが脳神経を攻撃していると医師から言われたようです。ネットでそういう案件を探していたら=鍼がいい=と見たのでよろしくお願いします」といわれました。

　本人は何をされるのか聞いてきたのではないでしょうし、何となく不安の中で<波動診断>で診ていくと、手の指が確り気になるその場所で反応しました。不思議そうでしたが、そこが気になっているところですということで、それなりにお任せしますという気持ちになってきました。

　先ずは=ミニ整顔=から始めましたが、浮腫んだ顔が引き締まってきたので、何でという感じで少しづつ興味が出てきたようでした。それから通常の施術に移って「何か部活はされていますか」と聞くと「陸上で走高跳をしています」といわれたので、足に<皇希水・リペアクリーム>を押し入れていく時に足首を見たら硬かったので、先日の高校のバレーボールの選手の話をしたら興味が出てきました。

　通常の施術に移り、置鍼の段階では=その話聞いてないよう=の状態になりました。おばさんから「ここまで来たらするだけしてもらった方がいいのではない。私も最初はそうだったが、次第にその良さが判ってきて、今はしっかりしてもらっています」との話を聞いて観念されたようです。

　何となく腫れた右顔に数本鍼を刺しました。本人は目で見えるので、声がその都度出ていました。一通り指して、あとは体を温める遠赤グッツをして一休みしていただきました。
　仕上げの段階で、鍼をしたカ所から血がにじみ出ていたので「ここがポイントだから抜くよ」といったら「僕もそうかなと思いました」と、それなりに了解されました。

　全てが終わり施術後の確認をしたら「今回だけで様子を見ましょう。あとは木性の筋肉のために桑の葉の青汁を確り飲用してください」と指示しました。楽になった感想を言いたいがそれだけでいいのか等いろいろと気配りをしていました。

　帰りに「陸上の大会があると聞きましたが、今回の手当てと青汁で走高跳の記録が良くなりますよ」といったら、そうかも知れませんねという表情になられて、元気になられて帰られました。

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