思案のしどころなのか
74歳の男性が腰が痛いということで病院巡りしたら「無理な仕事をして圧迫骨折ですね」といわれたり「脊柱管狭窄症ですねと病名が増えるのですが、症状は一向に回復されないで困った」といわれて久しぶりに来られました。
様子を見たらしっかりコルセットをされていましたし、医師から「骨の状態が良くなったら、コルセットは外していいです」といわれたそうです。そうだとしたら、今度は筋肉が落ちて動くのに支障が出てくるのではと心配になってきたようです。
最近の状態を聞いて<波動診断>で診ていくと、腹部を解して姿勢を良くすることで、腰骨をそれ以上曲げないようにことが必要となりました。
そこでその年で手術は成功したとしても、それ以後のリハビリ等に耐えられるのか、今の状態で体の調整をしていくことで体に傷を入れないという=昔流の傷を入れない親孝行=の道を選ぶかという提案を致しました。
今の状態では正しい安定ができないので、とりあえず施術を受けて心身ともに安定されて「手術するか、しないで調整する道を取るかの判断をしたらいかがですか」ということで、背面に<皇希水・リペアクリーム>を押し入れて体を解し、置鍼は仰向けで腹部をほぐす手当てをしました。さらに=仙人ばさみ=を手は三焦経の薬指、足は親指と薬指の筋肉を解す経絡をはさみました。
仕上げで頭部と手足から<瀉血>をして、ベットでの調整は終わりました。新しい施術所に取り入れた金魚運動・筋肉を解すコンセランに入ってしっかり体を解しました。器械を移動する足取りが、少しづつ安定してきていました。
一通りの施術が終わり、本人の意思確認のために奥さんも立ち会われて診ていきました。本人の意思確認をしていくと「ここまで生きてこれたことに対して、手術よりも自分の自然治癒力を高めるために週一回の施術をしていきますので宜しくお願いします」という決意を固められました。
そのために奥さんも「週一回の施術のための運転手として協力させていただきます」という夫婦の絆を深められました。ご主人に「よろしくお願いしますと声をかけられたら如何ですか」といったら気持ちよく言われました。皆さんも手術をしない方を願っていたようですし、10月に行われる父親の10年忌に良い形で参加できるようにしたいと決意されました。
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