年回忌を前にして
94歳で旅立たれた母親の10年回忌を前に、腰が痛くて辛いので手術をした方がいいのか、74歳の年を考えて何とかしていただけませんかという相談を受けました。するかしないかは本人が決めることですが、とりあえず何かできることがあるのではと来られました。
本人的には手術と考えていたようですが、周りの方たちは桜美台から田久に行って、それ以上悪くならないようにトータルケアーをを受けられたらいかがと思われていたようです。
どのように決心するか、先ずは施術を受けられて気が調ったところで<波動診断>で診ましょうということになり、一通りの施術受けられました。痛さを我慢しながら次の動作に移るのがとても辛そうでした。最終的に施術が終わって<波動診断>で診たら、手術をしないで田久に通いながら、自分で治りたい、年回忌で皆と久しぶりに会いたいという気持ちが強くなっていました。
奥さんに頼まれて週一回来られるようになりましたが、その都度動きが良くなってきていました。本人はもっとスムーズにと思っていたようですが、歩く姿、靴下を履き替える様子、顔色も次第に良くなってきていますが、喜びの表現や動作をどこかに置き忘れているような感じでした。
本人に奥さんもアナタが週一回施術に行くということのために、運転手をかって出てくれたのですから「ありがとう」の一事言われたらいかがですかといったこともあります。
10月の終わりの頃に年回忌があるといわれていたので「いつでしたかね」と聞くと「先週末に、それなりに元気になった姿でみんなに会えて嬉しかったです」といわれました。
今回来られた時に、こちらが聞く前に「お蔭で年回忌ができました」といわれてもと思いましたが、そうした言葉かけを今まであまりされてなかったのでしょうか。
今回ご本人に「今奥さんから<皇希水・リペアクリーム>を塗ってもらっているから、いい状態で皆さんに会えたのですよ、今度は自分があなたにお返ししたいので、何とか仕方を教えて欲しいと頼まれたらいかがですか」と話しました。
何となく照れていましたが「今なら奥さんの体をあたれますよ、亡くなったらしたくてもそれができませんよ」といったら「そうですね」と返事が返ってきました。奥さんにも「ご主人に話していますから、お願いしますと頼んでください」と話しました。
駐車場に見送りに出て、車に乗り込まれた本人に「奥さんにしてあげてくださいよ」と話したら照れ笑いしていました。
「親孝行してやりたいときに親はなし」といわれますが、妻が旅立った私だから言える言葉ですし、大事に使いたいと思います。
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