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少しやばいかな

           少しやばいかな

 久しぶりに脳腫瘍の女性が、少し落ち込み気味で「少しやばい感じです、目の奥が痛くなったり、後頭部にも痛みがあり、今は耳の奥が詰まった感じです」といいながら、瞼は開けづらく、左目周辺が垂れた感じになっていました。

 最近はじっとしているのがもったいないと、夕食を作ったら「ちょっと走ってくるからと、家を飛び出せるようになったのですよ」という報告は聞いていました。よくぞそこまで回復されたことと思っていました。本人は「走ることで全身の血のめぐりが良くなってきている感じですし、とても気持ちがいいのです」と嬉しそうでした。

 ところが季節が秋から冬本番に入ってきたことで、耳の寒さ対策はしてないで一気に走り始めたことで、水性の腎気の悲鳴が耳に直接出たのかなと思いました。
 顔の表情は最初の頃のように、何となく垂れ下がり、もとの状態に戻りにくくなっている感じになっていました。

 先ずは<波動診断>で診たら、首から上を何とかして欲しいということですが、先ずは=ミニ整顔=で垂れ下がった状態を、元気なときの状態に仕上げていくと、それなりにシャキッとしてきたことで本人はほっとした表情になられました。

 施術は冷え対策のため伏せた状態で<皇希水・リペアクリーム>を確り押し入れていくと、次第に体が解れてきて調整しやすい状態になりました。置鍼は伏せた状態で頭部を中心に背面全体に=仙人ばさみ=を、長い気の流れを良くするために足の親指と腸の中指水性の腎系の小指をはさみました。

 仕上げは頭部の気になるツボと仰向けの状態になってから眉毛、顔面から<瀉血>をしました。し終わった後「しびれが取れて、目があいて物がはっきり見えます。シフトをこの日を休みにしておいて良かったです、本当に助かりました」といわれました。

「昨年の今頃は年が越せるかと心配の日々でしたが、今年は辛い中でも走ることが出来たり、少しづつ回復の目途が尽きつつあるのが何とも嬉しいです」と元気な声が出るようになられて帰られました。

 

 

 

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