整体師が誕生

　　　　　　　　　整体師が誕生しました

　高校一年生の孫が「この冬休みに整体師の試験を受けることにしました、手があればいつでもどこでも人の体を癒してあげることが出来ます。そのために整体を学びたいと思っています」と報告がありました。それが実現したら親子三代の=皇法整体師誕生=ということになります。

　冬休みに入り友達に頼んでさせてもらったり、正月はいとこやおばさんたちが新年のあいさつに来るので、事前にメールでモデルになってくださいと予約していたようです。皆さん「たまちゃんからモデルお願いしますの予約が入ったので、楽しみにしてきました」と皆さんは協力的でした。

　そういう話を聞いていた時「ジィちゃん整体のモデルお願いします」といって、本人が田久の家に来ました。子供たちも長女の弟子として=皇法整体=を習得していますが、モデルとしてお願いしますといわれたことはありません。

　孫だから許されるのか、許すのかという思いを感じながら、先ずは習った基本に基づいての施術が始まりました。施術を受けるベテランですが、する立場となればいろいろと試行錯誤が出てくるでしょうが、それなりにしてもらいました。初めてにしては手が体に確り馴染んでいる感じになっていました。

　施術をしながら、受けながらの会話もなかなかいいもので「今のどう」「もう少しかな」「どうしたらいい」「体にそって気持ちを込めて施術してみたら」「あぁそうなんや」という会話が続きました。

　一応試験受けられる人数だけは施術して、試験を受けたら=不合格=で、補講３回ということになったといってきました。「じいちゃんモデルお願いします」と言葉のトーンがていねいになっていました。不合格の原因が＝こころもち=ということでした。

　本人なりに考えることもあったでしょうし、私なりに気づいたことをアドバイスしました。効く耳ができていたのか、不合格後の施術が初心に返っていました。

　補講３回をクリアーして再試験を受けたら、波動で<合格>となったようです。本人が「ジィちゃん皇法整体の初級の試験合格しました。これで整体師として、これからの生活面で努力していきます」といわれました。

　早速整体師としての仕事をする機会ができて、施術料をいただいて子供さんをさせていただいたようです。親娘３代の整体師がここに誕生したことになります。
「施術料をいただいたので」とおやつの差し入れがありました。孫の成長が楽しみになってきました。田久に来たときは仏壇で手を合わして「ばぁちゃんに報告しました」とお参りしています。

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