腰痛二態での学び
「腰が痛いと主人が言っていますので診てください」とメールが入りました。予約を受け付けてお待ちしていたら、40代半ばの男性が来られました。初診ですし<波動診断>で診ていくと、本人が一番して欲しいところで指が反応しました。
本人は何でという表情でしたが、先ずはベットで腰の状態を見たら、かなり猫背なのか腰骨が何か所が出ていました。本人に確認したら「そうですか」という感じでしたが、とりあえず<皇希水・リペアクリーム>を背面全体に押し入れていくと、何となく解れた感じを体験されたようです。
それから通常の施術をして=仙人ばさみ=を火性と水性のバランスを取るため手・足とも小指をはさみ、置鍼は背面全体にしていきました。気になる腰部に少し多めに刺しました。仕上げで今回は腰骨の出ている個所のツボ二カ所から<瀉血>をしました。
ベットでの施術の終わりに、左右腰を捻りましたがしっかりそれができ、立たれて自分でされていましたが「とても楽にできます」と喜ばれました。
娘さんがバレーボールの試合前に調整に来られていましたが「それができたときはとてもいい感じでプレーをしていて、見ている親が興奮します。新人戦の県大会ではコロナやインフルエンザでの影響で調整にこれませんでした。見るも無残な負け方でした、改めて調整の大切さを親娘とも感じました」と父親の声を聞くことができました。
◎ 中学校の教頭から「内の職員がぎっくり腰で困っています、何とか時間を作って診てもらえませんか」と連絡が入りましたので「翌日の午後19時からといったら、とにかくその時間に行ってもらいますので宜しくお願いします」ということになりました。
翌日のその時間に来られた男性教員は、腰はくの字に曲がり、歩くのも辛そうでしたし、施術できるために服を脱ぐのもやっとの状態でした。とりあえずベットに上げて症状を診たら、腰痛が起きても不思議でない状態でした。先ずは<皇希水・リペアクリーム>を押し入れて、体を解してから通常の施術をし、置鍼は背面と腰のところに集中して刺しました。
仕上げとして前者の学びから気になる腰の二カ所から<瀉血>をしました。その後は遠赤グッツで筋肉をしっかり解して、背骨の調整をして、ベットから降りて腰の状態を本人が確認していましたが「捻られますし、痛みもありません」といわれました。
全てが終わって靴下をはいたり、帰るとき靴の紐を結びながら「朝はこれができないで困りました。今はひもを締めても痛くありません。教頭にお礼を言います」と笑顔を交えながら帰られました。
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