月一回の楽しみ

　　　　　　　　　月一回の楽しみです

　初老の年代に入られた女性がおられます。和白のときもそうでしたが、二人で来られてからだの手入れを心掛けているようです。

　一人の方は、あれもこれもしたいけどそれができませんといわれました。する時間もできることも限られていますので、今日しなければならないことを紙に書いて、その順番を<波動>の練習をされたらいかがですかと話したことがあります。

　最近はそれをしているのかどうか「あれもこれも」の話がなくなってきていますので、それなりに診てされているのではないでしょうか。

　もう一人の方は気になることはされているのでしょうが「事前と事後の手当てはいかがですか」と聞くと、事前は忘れることが多いし、事後もしないことがあります。そうしたら忘れたころにあちこちが痛くなり何をしたのかということも忘れて、来られた時「あっちがこっちが」といわれるので「年取れば痛みは忘れたころに出てきます、忘れていることはありませんか」と聞くと「そういえばあれですかね」とまだ思い出されています。

　マスクをしているので顔の表情はそれほど気にされていませんでしたが、それを取ってもいいという状況が出てきましたので、事前に<皇希水・リペアクリーム>を少し押し込み気味でしてあげています。効果がいまいち感じられない方のコメントは「毎日しているのですが」「それならなぜスッキリしていないのですか」と禅問答みたいな会話になります。

　塗っていますと押し込んでいますの違いを体験されたら、押し込むという感じをそれなりに理解されていました。施術が終わって鏡を見ていましたが「顔がスッキリし、首と肩のラインがはっきりして、猫背気味の姿勢が良くなりました。背が伸びた感じです」といわれました。

「これで帰ってしっかり働けます、月一回の手入れが大事な年になってきたことを実感します、来月もまたよろしくお願いします」といわれて帰られました。　　

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