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左手が上がりません

         左手が上がりません

 月一回定期的に来られている方が「今回は左手が上げづかいです」といわれました。それをもとにして<波動診断>で診ていくと、当にそこですが、それを治すために何か必要なことはと診たら、水性の腎気が出て、部屋の北側を塩水で掃除してくださいとなりました。

 すると本人が「部屋の気の安定と共に寝るときに塩を枕元に置いていました。ちょうど梅干を漬ける時期ですから、それを使いました」といわれました。邪気を払いたいといって置かれた塩を、それを食べ物に使うということは考えられないのですが、それでいいかと、再度<波動診断>で診ました。
 それはありえないことですということになりました。

 本人自身が塩ならこれでと思われたことに、驚かれていましたが、その前後策を色々と診ていくと対応策も出てきたのでほっとされていました。気持ちが落ち着いたところで通常の施術をしていき、置鍼は仰向けで左手の手首から肩までを鍼と共に遠赤グッツで覆いました。

 仕上げの段階で顔の筋肉の解しと調整、さらに眉毛の調整と<瀉血>をしました。それをしてから左手の調整を眉毛を活用してしていくと「左手が軽く上がるようになりました。事前に診ていただいて塩の活用法についても、今回色々と学ぶことができました」と喜ばれていました。

 一緒に来られていた方は「指が伸びないで困っています」といわれましたので<皇希水。リペアクリーム>を指先から手のひら等にしっかり押し込んでいきました。それで感想を聞くと「指が良く伸びて痛みが取れました、私もそれを使ってしているのですが、こんなにスッキリしません」といわれましたので「もう少し気持ちを込めて押し込んでください」と話しました。

 ぬっていますと、押し込んでいますの違いを体験していただきました。自力と他力の妙合の楽しみを日々体験させていただけることに、あらためて感謝の気持ちが湧いてきました。

 

 

 

皇法健康所

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