朝突然の電話が鳴りだしました
田久の新居での生活も一年経ちました。毎日何をしているのかと考えたら、4時半近くに目覚まし時計をかけていますが、大体その前に目を覚まして朝の食事等の用意をしています。
先日は孫がバレエでロンドンに短期留学をした時「ロンドン到着しました」という電話が、早朝5時過ぎころに入ったことがあります。しかし、今回携帯がその時間帯に鳴ったので、間違い電話かなと思って取ったら、田久に来られている方から「頭が痛くなりました、血圧を測ったらいつもより上がっています。何となく胸が苦しいです。何とか診てもらえませんか」という電話でした。
とりあえず「今の時間帯ではどうしょうもないし、10時に予約が入っているので、8時から診ますのでどうぞお越しください」と伝えました。それを受けたので朝食を含め朝の仕事を一気呵成に仕上げて待っていましたら、8時前に「タクシーと思いましたが。自分で運転できそうだから」ということで80歳の女性が来られました。
「夜中にからだの異変が起きて、家にある薬・漢方薬を服用しましたが、効果がないので早朝とは思いましたが電話をしてしまいました。すいませんでした」といわれました。
とりあえず診断は後にして、ベットに伏せてもらい<皇希水・リペアクリーム>を背面全体に押し入れていきました。その時「後頭部も痛いです」と追加の申し入れがありましたので、そこにも対応してとりあえず通常の施術と伏せた状態で置鍼をしていきました。
からだが冷えていましたので、全体に遠赤グッツでおおい、遠赤の蒸しマットをその上から乗せて芯を温める処置をしました。それが済んだので鍼を除けて、からだを移動していただきベットから顔を出して、後頭部・首から<瀉血>をしました。その処置が終わるころには、気持ちも落ち着いてきたようで色々と話し始めました。
その中で「からだの調子も良くなり、それほど暑くもないので草刈りをしました」といわれました。その言葉を聞いて一連の気になる症状の原因が究明できました。日頃あまり使わない筋肉を使ったことで木性の肝・胆の筋肉の疲れ、金性の肺・大腸の疲れ等が一気に出てきたということになりました。
その原因究明と施術で体が解れてきて、ベットでの調整が終わり鏡を見ていました。
「目がぱっちりあき、猫背気味だった姿勢も良くなり、からだ全体が楽になりました。お騒がしてすいませんでした、田久に住んでいただいているので安心です」といわれました。
帰られる時に駐車場に出て見送りしましたが「今日予定している次の行事に間に合います」とお礼をいわれて帰られました。
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