左ひざが痛いです
「左ひざが痛いのは随分良くなりましたが、まだひざが曲がっていますので。もう少し何とかなりませんでしょうか」といわれてこられました。長い間その状態で生活してこられたわけですし、どの程度までしてあげたらいいのか、まずは足に気持ちを聞いてみる感じで取り組みました。
伏せた状態でひざの裏のくぼみを使って<皇希水・リペアクリーム>を確り押し入れて、屈伸をしていくと少しづつ臀部に近づき始めました。その流れで足の甲がベットに近づく感じが出てきました。その状態をしばらくしていたら、ひざの動きがかなり良くなってきました。
あともう少しというところにきたので、通常の施術に移り仰向けで置鍼をして、左右のひざのところに敷物を入れて<遠赤の温めセット>で包んで一休みしていただきました。本人の様子をみながら時を待ちました。
セットを除けてから気になるところから<瀉血>をしていきましたが、ひざの腫れが少しづつ取れてきていました。それが終わり仕上げの段階で再度<解しのアイテム>を押し入れていくと、足全体が仰向けでベットに着くようになりました。
施術の時に私の大腿部を使って、ひざを伸ばすために何度か押さえたり、少し曲げて自然に落としたりした技が生きたのか、ひざが伸びたのを確認しました。良く解れたなぁーと思っていたら、本人が後で「何十年間ひざを曲げたままの生活をしていたのが、今ひざが伸びて真っすぐになったのを感じました。こんなことがあるのですね」と嬉しそうでした。
ベットから降りて歩き始めましたが、伸びたことはわかったが、ひざをつい曲げてしまいましたと反省していました。時間の経過とともに伸びたことに違和感なく歩き始め「ひざが伸びてスッキリした状態で歩くのに違和感がありません」といわれました。
今回の取り組みも、また新しいメニューとして活用できるようです。こうした状態を施術する者とされる方の気持ちの一体感を改めて体験した感じになりました。
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