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手が上がりません

         手が上がりません なんとか・・

 手の手術をしてから病院でそれなりのリハビリはされていたようですが、手が上がらない状況が続いていたようです、ご主人は月一回のペースで来られていますが、奥さんが連れて行ってくださいといわれない限り、気にはなるが静かに時を待たれていました。

 自分なりのボリシィーを持っているようで、和白にも時々来られていましたが、東洋医学という考え方に何か腑に落ちないような感じでした。それならばなんで来られたのですかと、こちらが聞きたくなるような感じでした。自分の家から和白は遠いと思われるようでしたが、来ないでもいいほど元気なのでしょうねと旦那さんに言ったことがあります。

 しかしあっちやこっちが痛いとは言っていますが、なぜか和白に行って良くしてもらおうとはならなかったようです。そうした折に子供さんが出産のために帰ってきたが、コロナの影響で旦那さんは海外勤務勤なので、その流れで母親と子供二人をあずかったようです。

 そのためにおんぶにだっこで手を使い過ぎたのか、子供さんが東京に帰られた後に、病院で検査してもらったら、筋が切れていますといわれて、左右の手の上腕を手術されたようです。それから二年リハビリに行っていたようですが上がる気配を感じられず、それで旦那さんに頼んで田久に来られました。条件として<瀉血>はしないでくださいということでした。

 とりあえず5回ということで取り組みを開始しましたが、今回気になる左右の上腕に<皇希水・リペアクリーム>をしっかり押し込み、筋肉の解しに時間をかけました。それを確認してから通常の施術をして置鍼は上腕に少し多めに刺し<遠赤温めセット>に包まっていただきました。

 ここまで来たら<瀉血>をしたら早いのですが、本人の意向に基づきそれなしで遠赤グッツで全身・特に左右の手に少し時間をかけて、それから手を持ってあげる施術をしました。本人は驚いていましたが、左右ともそれができました。今回の体験をもとにして、どのような考え方になるのか次回が楽しみになってきました。

 帰られるときに「旦那さんに私の手の上げ下げのリハビリにハグをさせてくださいとお願いされたらいかがですか」といったら「それもありですね」と話に乗ってこられました。自分の殻を少しづつ破ろうとしていますので、次回その報告を聞くことにします。

 

 

 

 

 

 

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