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肩が痛いし、呼吸が苦しいです

           肩が痛いし、呼吸が苦しいです

 今まではバレーで活躍していた青年が「今年の新学期から美容の専門学校に行くようになりました」と母親から聞いていました。手に職を持った方がいいと感じたのか、その経緯について本人から聞いたわけではなく、美容師になりたいという気持ちが強くなったようです。

 昨年の6月に一度田久に来られていましたが、その時にはそんな話は聞いていませんでした。今回来られての第一声が「呼吸するとき胸が痛いです、さらに肩甲骨の背骨側が痛くて時々息苦しくなりますので、何とかして欲しいです」といわれました。

 久しぶりでもあり<波動診断>で診たら、胸が苦しいという周辺の気が落ちていました。さらに首から頭部にかけても何とかよろしくお願いしますという感じでした。
 先ずは<皇希水・リペアクリーム>を背部に塗り込みました。そのときに診たら立ち仕事が多いのかふくらはぎがパンパンで、肩のコリも半端ではありませんでした。

 事前の解しをしたら「久しぶりにスッキリした感じになりました」といわれました。伏せた状態で通常の施術をして、置鍼は仰向けでしていきました。全体医的にからだが冷え切った状態なので<遠赤温めセット>で体全体を覆いました。ムートンの温もりと相まって寝息が聞こえてきました。

 仕上げの段階で頭部・目の疲れ解消のために<瀉血>をしました。何となくすっきりした表情になりました。肩こり、胸のつかえということでしたから、左手の中指・薬指から<瀉血>をしました。本人に肩・心臓の疲れがあるのでと説明しながらの処置でしたが、それなりのものが出ていました。

 すべてが終わっての感想は「肩の痛みが取れて、呼吸するのがとても楽になりました」といわれました。そこで「美容師になるということは、それだけ手を使うわけですし、ある意味それは職業病にもなりますね。実習だけでなく、手を振ったり、伸ばしたりして手を使うようにしてください」と話しました。何でという感じもあったでしょうが、施術後に壁に貼っている経絡の図表をもとに説明したら、そうだったんですねという感じになられました。

 帰る時は何度も「息をするのが楽です、眼もハッキリ見えます。体全体がすっきりしてきました」と迎えに来られた母親に報告していました。母親もほっとされていました。

 

 

 

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