子どもの調子がいまいちで

　　　　　　　　　子どもの調子がいまいちで

　昨年の新宮COCOステアでのオータムフェスタの折に、締め切り時間間際に来られた母娘さんがいました。風邪をひいたのか体調がすぐれないで、悶々としていた時に、今から行ったら何とか診てもらえるのではないかということで来られたようです。

　１５分の整体体験での取り組みでしたから、こちらも何とか来て良かったというお土産をお持ち帰りいただきたいと取り組みました。少ない時間でしたが顔色も良くなっていい感じで帰られました。

　今回は年末の２９日に何とか診てもらうことはできませんですかと問い合わせが入ったので、何とかいたしましょうということで受け付けました。来られて直ぐに「あの時に調整していただいてから日に日に元気になって学校にも行けるようになりました。

　ある意味火事場のバカ力といいますが、本人の気持ちの中でそうした思いがあったのでしょう。先ずは母親の施術をはじめにしていく中で、娘さんの経過を聞くことができ、それは良かったですねということから、母親の施術が始まりました。

　母子家庭ですし、教諭をしているので大変だと思いますが、和白でのご縁から田久に越してきています。一通りの施術を終えて、初めての体験として＜筋肉ケアー>をしていただきました。疲れているところが、施術者の声に合わして息を吐いていくことで「えっ!何で・・軽くなりました」の声の連発でした。

　今までの施術後の実感と違って、より楽になったという様子でした。母親が終わって子供さんは鍼なしで、からだ全体を解して、頭部には<ラフマの敷布>をかけて、他は遠赤温めセットでしっかりとからだを温めていきました。

　それが終わって<筋肉ケアー>をしていくと、からだが解れていく感覚を本人が実感してきたのか、笑顔が出はじめてきました。母親も「からだが軽くなってきたやろう」と愛の声をかけていましたか、次第に元気になってきた子供さんを見ながらほっとされていました。

　帰られるとき「奥さんにお世話になっていましたから、仏壇でお参りさせてください」といわれたので案内しました。帰られるとき「今までの何となくスッキリできなかったのは何だったのでしょうね」といわれていました。

　スッキリした表情で母娘さんが帰られました。これも「早く田久に行かれたら」という思いを感じられての一連の流れだったのでしょうか。

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