体調がすぐれません
昨年の秋から会社に行けない状態が続き、母親が心配されて50歳前の男性を連れて来られました。私が「どうしたのですか」とたずねても本人の口から言葉が出ませんでした。とりあえず週一という感じで取り組みを始めたら、母親はついてきていましたが、本人の口から言葉が出るようになりました。
一カ月もしたら一人で来られたので「お母さんは・・」と聞くと「今日は用事があるので一人で行きなさいといわれたので来ました」といわれました。外を見たら車が見えましたので「あなたが運転してきたのかな」と聞くと「そうです」といわれました。それほど自分でこれるようになったということでしたので、これからは月一回でいいのではと話しました。
いい感じで新年を迎え元気な表情を拝見して「随分元気になられたなぁ」と思いました。一月、二月もきちっと来られましたが、あれっ3月は顔を見なかったと思っていたら本人から「朝が起きれないし辛いので空いてる時間に宜しくお願いします」と連絡がありました。
続けることが苦手なのか、80歳過ぎのじいさんは縄跳びをしていますか、アナタもされてみませんかといったら、されたようですが「とても辛いです」といって止められたようです。する気はあるがそれを続けられないということが、この方の弱さかなと感じました。
それらを含めて久しぶりに体を診たらかなり筋肉が固くなっていましたし、足が冷たくなっていました。そのせいで夜寝るのがぐっすり眠れないということでした。水性の腎気と木性の肝気のお疲れで朝起きづらく、会社にも何となく行きづらくなっているようでした。
久しぶりに通常の施術と<筋肉ケアー>をしていくと本人が「疲れが取れてからだが軽いです、あちこち痛かったのが消えました」といわれました。本人に「続けることの大切さ、それをするための体づくりを間もなく春になるので気分一新して取り組んだらいかがですか」と話しました。
帰られるときは顔色も良くなっていましたし、縮こまった様子がスッキリして、姿勢も良くなっていました。本人が「一年をトータルに考えてからだの調整が必要だということを知りました」とこれからの取り組みの一端をいわれて帰られました。
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